ふたりのゲオルク ー18世紀ハンブルクの家庭音楽ー 2023年10月7日㈯@マリーコンツェルト
ふたりのゲオルク ー18世紀ハンブルクの家庭音楽ー
テレマンとヘンデル、若い頃から友人同士であった “ふたりのゲオルク” は、ともにハンブルクの街に縁があります。青年ヘンデルが故郷を離れ、本格的なキャリアをスタートさせたこの街で、後にテレマンは40年以上もの間、音楽監督として大活躍します。
優れた音楽家たちを育む土壌となったのは、豊かな文化を享受する自由都市ハンブルクの市民たちの存在です。当時、諸国ではまだまだ王侯貴族の娯楽の場であったオペラ劇場が、この街では市民に開かれていました。また音楽愛好家の市民が楽譜を購入し、楽器を持ち寄ってアンサンブルを楽しむなど、人々の生活の中に豊かな音楽文化が根づいていました。プロテスタントの盛んな土地柄から、自宅に身近な人たちを招いて行う信仰の集いも盛んで、テレマンはそうした場に適した小編成の宗教カンタータ集を出版して、人気を博しています。
本公演「ふたりのゲオルク〜18世紀ハンブルクの家庭音楽〜」は、プログラムに当時のハンブルク界隈の市民たちが親しんだであろうテレマンとヘンデルのカンタータやアリア、器楽曲を集めました。温かく活気のある音楽の集いに、皆様をお迎えいたします。
【日時】2023年10月7日(土)14:00開演(13:30開場)
【会場】マリーコンツェルト 〒173-0016 東京都板橋区中板橋18−11
【入場料】一般 4,500円 (当日券 5,000円)/ ペアチケット 8,000円(前売りのみ)全席自由
【チケット取り扱い】
-TIGET (チケット販売サイト)
-㈱ギタルラ東京古典楽器センター
Tel. 03-3952-5515
【お問い合わせ】
Consort TEMPEL consort.tempel@gmail.com
(こちらのEmailからでもご予約承ります。)
【プログラム】
-ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
『6つの道徳的カンタータ』第3集より
《Ton-Kunst -音の芸術- 》TWV 20:30
『卓上の音楽』第3集より
《四重奏曲 ホ短調》TWV 43:e2
-ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)
『9つのドイツ・アリア』HWV 202-210より
-ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)
『音楽による礼拝』第2集 より
《ああ神よ、愛しき子を持つ親というものは Ach Gott! Wie beugt der Eltern herzegeliebter Kinder 》TWV 1:15a
他
【出演者】
森川郁子 ソプラノ
相川郁子 フラウト・トラヴェルソ
鳥生真理絵 バロック・ヴァイオリン
髙橋弘治 バロック・チェロ
﨑本麻見 チェンバロ
【主催】Consort TEMPEL
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