神戸市営地下鉄新神戸駅ストリートピアノ
神戸市営地下鉄の新神戸駅、東改札を出たとこにストリートピアノが設置されています。
You Tube にストリートピアノを演奏する動画がよくありますが、ここで弾ける度胸はなかなかのもののように思いますが、ピアノ弾きってのは気にせずどこででも演奏できるものなのかな。
ピアノの横を通り過ぎるときに後ろから男性二人の会話が聞こえてきました(午前6:15頃)
男その1:おい、ピアノあんで、こんなとこで弾くやつおるんかな
男その2:前におばはんがごっつい勢いで弾きたおしとったん見たで
午前6時半にこのへん(どのへん?)を歩いているのはどんな人だと思われますか?
通勤のために地下鉄を利用する人、新幹線を利用するためにこれから新神戸駅に向かう人、そして神戸特有の朝起き登山の人。
男性たちの会話になんかひっかかったので振り返ってみました。
二人とも20代なかば、ちょっとオシャレに気をつかっている感じ。水商売っけが強ければ、仕事が終わったところかなとも思うのですが、そんな感じもせず。
二人はまっすぐ新神戸駅まで進み、そのまま駅裏の河原に降りていきました。
これから出勤じゃないのか、よく見れば手ぶらです。仕事に向かうという荷物量でもありません。
まさか彼らは川を見るためだけにやってきたのか。
もう少し観察していれば彼らの目的が明らかになったかもしれませんが、私は滝に向かって先を急いでおりましたので彼らとは別れました。
そう、私がひっかかったのは、男その2がいうところの「おばはん」とは何歳ぐらいの女性を示すのか?だったのです。
雌滝をこえて雄滝に向かって歩いていると、前方から走って下ってきているであろう勢いのある足音が近づいてきました。
なんかわーわー喋ってます。
団体か?と思って顔をあげると男性がひとり、電話で喋りながら山を走り降りてきていました。
夏やからな、ナイトハイクの帰りやねん
中途半端な時間やからな
おるん年寄りばっかしや
たしかに、朝起き登山会やラジオ体操会に参加されている方の平均年齢は高めです。
老人といって差し支えない人もいます。
電話で喋っている男性は見たところ60代後半という感じ、もちろん自分が年寄りだという自覚などないでしょう。
が。
電車の中で立ってたら、心ある若者から席を譲られる可能性はゼロではないと思うのですよ。
おれは席を譲られるような年寄りとちゃうわ!と怒りの気持ちがでてくるのではないでしょうか。
え?何を言いたいかって?
ピアノを弾く女性をおばはんというのも、朝の山は年寄りばっかりだ、というのも、年齢マウントだよなー、と思いましてね。
滝に通い始めて連続12日目
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