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【CRAZY PEEPS カルチャー合宿】

先所属しているCRAZY PEEPSというコミュニティの合宿に参加してきました。「私はどう生きるか」に向き合う2日間の合宿。

そこで僕は自分の見たくない部分に向き合う事が出来ました。
合宿を経て気が付いたことを忘れないように書き留めたいと思います。

恥ずかしさ

僕の中に合ったものは「恥ずかしさ」。

「失敗したら恥ずかしい」
「できないことがばれたら恥ずかしい」
「○○を持っていないと社会人として恥ずかしい」
「○○が出来ないと男として恥ずかしい」
「貯金は○○くらいは無いと恥ずかしい」
 ・・・etc

恥ずかしい思いをしたくなくて挑戦に対してもなんとなく霧散してあきらめてしまう。

なんで恥ずかしさを感じるんだろう?
と考えた時に恥ずかしさの裏側にプライドがある事に気が付きました。

「周りより劣っていたくない。」
「周りに舐められたくない。」
「認められたい。」

激しい劣等感が心の奥にありました。

深い人間関係を築けない理由

小さい頃からグループに属することが苦手でした。
友達との関係性も周りの人たちが築いているモノとはちょっと違う感覚がある。なんだか距離が遠いなぁと漠然と感じていました。

人が嫌いというわけではなくむしろ親しい関係を作りたいと思っていました。
これまでの人生で自問することも多いこの課題。
僕自身は「協調性が無く周りに合わせるのが苦手な性分だから仕方ない」と諦めていました。

でも、それは違った。
合宿の中でチームメンバーが僕に対して「ここから入ってこないでと言われているみたい」と感じていたんです。
しかも1人ではなくメンバーみんなが同じ印象を持っていた。

ショックでした。僕は自分の事は何でも話せるオープンな人間だと思っていたけれど周りの印象は逆。

そこで気が付いたのが「弱みを見せたくない」という気持ち。もっと言うと「相手より優位に立とうとする」気持ち。さっきのプライドの話に繋がっていきます。
弱みを見せないようにコミュニケーションをとっているのでどこか壁を作ってしまう。これが僕が深い人間関係を築けない理由かもしれない。

カルチャー合宿で起こったこと

合宿は1泊2日。軽井沢ライジングフィールドに集合し合宿が始まります。セッションを何度か挟みチームメンバーと対話をする中で自分を見つめていきます。

1日目。序盤は期待感と楽しくなりそうだなという気持ちの中スタート。今思えば僕は軽い気持ちで臨んでしまったのかもしれません。

心理的に安全安心な枠(パラダイム)の中にいる自分と外にいる自分、枠を隔てる壁について対話を進めていきます。
対話を進めるとチームメンバーの本気に触れていくコトになりました。
それぞれのパラダイムを破ろうとする姿や超えていく姿。次々変化が起こっていく感覚。

僕は段々と言葉が出てこなくなっていました。
小手先のコミュニケーションではなく相手の事を本気で受け止めないと話せない。「自分ももっと深めなければ・・・!!」という思いが段々と強くなっていきます。僕自身はまだまだモヤのかかったような気持ち。自分の言葉を発しても矛盾を感じるような感覚でした。

話した内容はあまり覚えていないのですが、夜の時間までかけて自分のことを話しました。できるだけ装飾をせず、自分の素直な言葉になるよう心がけていたことを覚えています。
なんとなく自分のパラダイムの片鱗が見えてきたところで1日目は終了。

そして2日目の朝。
朝少しだけみんなより早く起きて一人で歩きながら考えを巡らせました。
ふと1日目にチームメンバーからのもらった「パラダイムの中心と端っこを行ったり来たりしているように見える」という言葉が頭をよぎりました。
僕は自分ではパラダイムの外側にも時々足を踏み出していると思っていました。でもそれは周りから見ると違う。

ハッとしました。
僕はパラダイムのギリギリ端っこに行くことで外に出と錯覚して自分を誤魔化していただけなんじゃないかか・・・!
ほんとに欲しいものに向き合えていない・・・!
一歩踏み出してなんかいない・・・!!
僕は失敗が怖い!!

失敗が怖いことは分かったけれどまだ本質では無い感覚。
僕はどんな時失敗を恐れるのか?小さいことから大きいことまで思い返しました。そこで気が付いたのが「恥ずかしさ」。
未知の物に触れる時僕は「常識」や「ルール」を調べてそこに臨んでいることに思い至ります。調べても分からないコトには挑戦しない。
「知らないこと」=「こいつは全然できない奴だ、ダメなやつだ」と思われることが恥ずかしく、恐怖があったのです。
周りより劣っていたくないというプライドが恥ずかしさに繋がり、挑戦することへの恐怖に育っていました。

プレゼン

2日目9時から始まる全体へのプレゼン。
僕は14番目。言いたいことは整理できていました。
みんなの前へ出る直前、不安が顔を出してきました。
チームのサポートをしてくれた、みっきーさんから「説明はいらない、飛び込むだけ」という言葉をもらい、今感じたことをそのまま話せばいいと思い直し前に出ます。


前に立つとチームメンバーの顔が目に入り不思議と感謝を伝えたくなりました。
壁を作ってしまっていた僕の話を聞いてくれてありがとう。

感謝を伝え、話し始めようとすると涙があふれます。
嗚咽が出てきて話せない・・・。
なんとか言葉を振り絞りながら徐々に話を始めました。

恥ずかしい思いが嫌で挑戦しなかったこと
弱みを見せられなくて周りと深い関係を築けないこと
目標に向かって努力する時失敗しないようにすごく遠回りをしていること

話しながら「自分を犠牲にしていたんじゃないか!?」という気持ちが湧き上がりどんどん涙が出てきてしまいます。
涙の先にその場にいるみんなからのまっすぐな眼差しを感じました。
「時間がかかってもいい、頑張れ」と言ってくれているかのよう。
全員が真剣に僕に向き合ってくれていました。

こんなに心強かった事が今まであったか!?

なんとか話し切り、清々しい気持ちと安堵。
チームのみんなが迎え入れてくれます。
安心感と感謝があふれてきました。ありがとう。


合宿を終えて

プレゼンを終えて数日が経ちました。
以前より軽い気持ちが続いています。
これまでは、自分の持っていないものばかり目が向いていたけれど
今はこれから何をしたいかに目が向いています。

「未来に目を向けること」は自己肯定感を高める方法としてよく耳にしていた事だけど、頭で理解していることと自分の体験で変化が起こったことでは全く景色が違いました。
これからは失敗が怖くなる時こそ一歩踏み出してみようと思えています。

最後に
変化の機会を作ってくれたCRAZYの皆さん
僕の話を聞いてくれたPEEPSのみんな
真剣に向き合ってくれたチームのみんな
一緒にあの場を過ごしてもらえたことに感謝をしながら結びにしたいと思います。ありがとうございました!


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