見出し画像

【カーモデルギャラリー】 アオシマ 1/24 コペン(L880K)

アオシマさんの1/24 コペンです。初代のモデル、ということになりますが、最近この初代デザインをそのまま拡大して、軽サイズではない2シーターコンバーチブルのコンセプトモデルが発表されたことからも、この初代のデザインに魅力があったかを思い知らされますね。

アオシマ 1/24 コペン

このキットは基本的にはかなりよくできたキットで、ホイールやグリルのパーツがバリエーション用に複数ついていて、好みのスタイルのモデルを作れるようになっていますが、唯一気になったのが後ろのフェンダーの下側。

アオシマ 1/24 コペン

実車では真後ろから見た時にフェンダー後端の下側は少し内側に巻き込むような形になっているのですが、キットのフェンダーは下まで真っ直ぐで、それ故にむしろ下側が広がっているように見えてしまいます。そこで楔形に切り込みをいれて下側を絞った後瞬間接着剤で固定して幅を詰めています。

もう一つの修正はハイマウントストップランプ。一体整形のため周辺の造形も甘かったので、一旦削ってプラ棒で作り直しています。

アオシマ 1/24 コペン

インテリアはシートベルトを追加以外は一生懸命塗り分けしただけです。レカロのシートのオレンジを調色するのに若干手間がかかりましたが映えるオレンジになったと思います。

アオシマ 1/24 コペン

ダイハツエンブレムと「Copen」のエンブレムは3Dプリントしたものを付けています。

Copen エンブレムの3Dデータ
ダイハツエンブレムの3Dデータ

どちらもかなり細かいので歩留まりは悪いです。何度か印刷してうまく行ったものを使う、という感じになります。

塗装のカラーはフィニッシャーズのマルーンに微量のグリーンを加えて調整しています。フィニッシャーズのマルーンはおおよそ「少し暗めの赤」なので、グリーンを加えることで若干明るさを落とした上にすこし紫方向によせることができます。

また、シルバーパールを加えてメタリックにしていますが、シルバーパールを使う場合、ベース塗装にシルバーパールを吹き重ねる場合と、混ぜて塗装する場合の2つの方法があります。混ぜて塗装するとシルバーメタリック感を強調しすぎない感じで仕上げられます。

他の車の横に置いておくと本当に小さいです。それでも存在感のある、素敵な車でとても気に入っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?