見出し画像

一流の詐欺師に会いたい

中学1年のときだった。表題を思い出せないが、愛されるための、指南本を買った。英語圏の作者の本を翻訳したものだった。
それは男女の愛?についての指南本で、母親に愛されたくて購入したのだが、母親に愛されるための知恵はひとつもなかった。どうでもいいが、その時、私は初恋すらしていなかった。
その本を読破して、「コレ、無用の長物」と思った。
無用の長物は英語ではwhite elephant
その指南本の内容は忘れたが、文章内に唐突に現れた「男性に白い象の置物をプレゼントされたら‥」という表現だけは覚えている。
この説明をすることさえ面倒だが、白い象→white elephant→無用の長物→貰っても困るもの。
原文がwhite elephantで、直訳したんだろうな〜。プロの翻訳者なのに。⇦何十年前の中学生のツッコミ。
翻訳で稼ぐならまともな翻訳しろって思ったけれど中学生だから、どこにツッコミいれたらいのかも分からなかった。騙すなら最後まで騙しきって欲しいんだけど。
で、先日行った損保美術館の風景画展。

コレが、油彩/板って違うでしょ。だって、現場(損保美術館)で見たら、カンバス地がしっかり見えてるし。
トロワイヨンは凄い画家だよ。それがランス美術館にあるんだね? ランスに行った事もないけど。
それでも素人が見て、一目でわかるわけ。ホンモノ、見てなくてもそれが板に描かれてないことぐらい。
騙すなら、バレないように騙してね。あんまり、カスタマーを馬鹿にしないでね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?