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Winny|ネット史上最大の事件|金ちゃんの感想&思いをつづってみた

Winny
金子勇氏が開発したピュアP2P型の通信方式を持たせた共有ソフトWinnyが
著作権違反幇助で逮捕され7年の歳月をかけて無罪を勝ち取った実話をもとにした映画。

この映画を見て、沸々と言いたいことが出てきた。
ちょっと長くなりそうだからnoteで。

あくまで俺の一意見と思って、興味ある人は見てくれ。

金子氏が捕まって事情聴取のところでさっそく。
誓約書を書かせるための嘘はいいのか。
金子氏が
「見本が自分の真意ではない。書き直せるのか?」
と聞いた時に
「書き直せる」とはっきり言っている。
警察は嘘をついて誘導をしている。
これは罪に問われないのか?
どうなのこれ?

本当のことを言っても白状しないだろう。
こういうことするやつに真摯に対応しても意味がない。
とりあえず逮捕しておきたい。
って思っているのか、こういうやり方が普通なのか。
警察自身が嘘でまみれている。
もちろん疑ってかからないといけない仕事であるのは認める。
そこじゃなくて証拠を集めろ。証拠を。
自白でなんとかしようとすんな。
もし、白状させたいのであればもっと脳みそ使って上手いこと聞き出せよ。
嘘、権力、暴力を使わないと聞き出せないんだったら辞めた方がいい。

その後、
弁護士に納得のいかない調書にはサインをしないようにと言われたにも関わらず、
捜査には協力すべきだと思いサインをした金子氏。
これは金子氏にも落ち度がある。
開発者としてどんなにすごくても、その他のことに対して何も知らなければ陥れられる。
もちろん逮捕されると思ってなかっただろうし、そういったことに無縁であれば知ろうとしなかったのかもしれない。
ただ、そこでの自分の行動が今後の長い戦いの始まりになってしまっている。
世の中に対しての知識はつけておく必要があるとこの映画からも学んだ。

またメディアも評論家も一意見であって、全てを信用するべきではない。
当たり前だけどメディアや評論家が悪いわけではない。
それぞれの一意見だと理解することが大事。
もちろん、それが正しいこともあるし間違ってることもあるから。
ただ、影響力がある分なるべく正しい情報を提供してくれとは思うが
話題性だったりもあるから難しい。

三浦さん演じる弁護士が
「これでは技術者が新しいことをしようとしなくなる。」
と。
これは国の発展として最悪のことだし、この裁判中に日本はもっと素晴らしい技術を
開発できたかもしれないのにそのチャンスを逃した。
現に今、先進国でだいぶ遅れをとっているしな。
映画の中でも言っていたように、
ナイフで人を殺めた場合、そのナイフを作った人が犯罪者になるわけではない。
それを使う頭の悪い奴がよくない。

三浦さん演じる弁護士が
「俺は5年間を金子さんに注ぐので、
金子さんはこれからの日本の技術者のために残りの人生捧げてください。」
と。
7年かかったが無実を勝ち取った。
弁護士と金子氏の頑張りもすごいよな。
このおかげで今の日本の開発技術はなんとか保てたと思う。
当たり前の結果だ。

この映画をみて、素晴らしい開発者の開発期間を奪い、亡くしたことを
日本は悔いるべきだと。
急性心筋梗塞だなんて裁判のストレスの蓄積も絶対にあっただろうからな。

また日本の法律や言い回しにはグレーが多すぎて、犯罪にもなるし抜け道も作れる。
これが良いか悪いかはわからないが、知識として持っているものが強い。
そこを変えようとするのは総理大臣になったとしても難しい。
であれば、やはり知ることだな。

※この映画でフォーカスを当てる人によって味方は変わってくるとは思ので、
 あくまで主観です。

※トップの画像は画像は下記URL先から持ってきてます。
https://winny-movie.com/


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