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今しか抱き着いてくれない

終わりは突然やってきます。
気づいたときにはもう子供は成長し
自らの足で自分の道を歩んで行ってしまうのです。

一緒に同じ方向を見て
同じ道を歩いていたと思っていたのに
気づくと道は分かれているのです。

なぜ終わりは突然やってくるのでしょうか。
理由は簡単です。
子育ての時間にはタイムリミットがあるからです。

子どもは成長していきます。
私たちの心配や、想いをよそに
自分の足でどんどん成長していきます。

産まれたばかりのころは泣くことが仕事で
ママとの唯一のコミュニケーションだったけれど
その鳴き声が辛い時もあったと思います。

でも気が付くと言葉で気持ちを伝えあうことが出来るようになり
あっという間に自分の世界を持ち始めます。

右も左もわからない赤ちゃん。
でもママもママになりたてでママ0歳。
わからなくて、わかってあげられなくて
大丈夫か不安で、健康でいられますようにって祈って
でも人間だから嫌になるとき、疲れちゃう時もあったと思います。

でもそんな毎日も必ず終わりが来るんです。

覚えていますか?
最後の授乳がいつだったか。
最後のずりばい、伝い歩き、離乳食、夜泣き

いつ終わったかを覚えてないんです。
息子、娘の離乳食。
最後の授乳はいつだったかな。

毎日今日が最後だと思っていないから
気が付いたら終わっていて
振り返ると寂しくて。

今もつい最近までは寝るときに手を恋人つなぎしないとダメだった息子が
成長なのかしてくれなくなったりするちょっとしたことが
すごく寂しくて。
無理矢理恋人つなぎしようとしてみて避けられたり。

いつ終わってしまうかわからないその時間を
大切に、大事に刻んでいきたいなと強く感じました。

今はまだ育休中で子供に寄り添ってあげられているけれど、
育休が明けて復職したら生活はどうなるんだろう?
子どもとの時間ってとっても少ないのではないだろうか?
離れたくない。
それが私の気持ちでした。

今までと同じ働き方をしていたら
今と同じ生活は絶対にできない。
でも働かないと生きていけない。
子どもと離れずに済む方法を考えた時、
在宅ワークしかないと思いました。

そして変わるのも今しかないと。

でも未知の世界の在宅ワーク
いきなりやろうと思っても知識もスキルも持ち合わせてない
でも踏み出すしかないと思いました。

今の自分を変えるのは自分しかいない。
それに子供たちの成長も待ってはくれません。

少しずつでいいから実績を積み重ねておくことが
大事なのだと教わりました。
継続は力なりですね。

私は人生において通勤時間は人生のロスタイムだと思います。
在宅ワークは通勤時間がない分時間を有効に使えると思います。

やはり何かがあった時の拠点になるのは結局は『家』だと思うんです。
子どもの急な体調不良や様々なハプニング
ピックアップして帰るのは『職場』ではなく『家』ですよね。

じゃあ『職場』と『家』が同じなら?
何かあった時にすぐに駆け付けてあげられる
いつでもそばにいてあげられる
今しかないその瞬間を見逃さないでいられるかもしれない。

だからこそ大事なものとの『物理的距離』は
遠くないほうがいいのかなと私は思います。

今しか見れない世界を
今しかしてくれない行動を
見逃したくない、存分に発揮してほしい

いつ終わりがやってくるかわからない毎日を
後悔することなく過ごしたい。
私はそばにいることを諦めたくない。
子どもにもママはいつでも家にいるから大丈夫
って思っていてほしいです。

子どもが親と積極的にスキンシップを取ってくれる時間なんて
人生の中で数年分もないと思います。

『抱っこ』って言われても
もうできないサイズになってることだって
あると思います。

言われているときは
『重たいし』『疲れているし』『荷物があるし』『歩いてほしいな』
なんていろんなことを考えたりもして
時には今はいやだなって思うこともたくさんあると思います。

でもそれがもし『今日で最後だったら?』

全力で抱きしめて
全力で大好きを伝えて
全力で叶えてあげたいと思うと思います。

終わりは突然やってきます。

悔いのない日常を送るためにも
私は変わることを選択します。

時間は有限です。
終わりある日々を大切に
限りある時間は有効に
目の前にある大切なものを見落とさないように
そう生きていきたいと願っています。

理想はキラキラしていて
ハードルが高くてもいいと思います。

理想を現実にするためにも
よそを見てうらやむのではなく
私も行動します!

何も諦めない自分になるために。

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