限築杯
・思い出語りと備忘録
流行り病のせいでリアルイベントが流れまくって毎日刺激もなく生活していると知り合い伝に面白そうな話が・・・
「インベイジョンブロック構築」
MTGを始めたのがプレーンシフト発売時なので、どうやら自分は20年ほどこの沼に浸かっているようだ。当時は学生で、ショップに陳列されてるシングルのカードの値段を恨めしそうに眺めながら手持ちでデッキを組んで近所のイベントに通っていたなぁ。
退屈な毎日に加えて当時の懐かしさも相まって、二つ返事に参加表明してショップの通販サイトとにらめっこを始めていた。シングルは安く使いそうなカードを片っ端から集めても大した値段にならなく助かった反面、なんだか少し寂しい気持にもなった。複雑w。尚、一番出費したのはスリーブである。途中から入れ替えるのがめんどくさくなって全部スリーブに入れた。
当時のカバレージを掘り起こして共有してくれたバシさんに感謝をしつつ、片っ端からデッキを組んでほぼ毎晩ディスコードで対戦を繰り返した。雑誌で眺めていたデッキの数々を20年越しに自分で操って対戦、もうすぐ新弾発売だってのに何やってんだw。
対戦相手に困らなかった。毎晩必ずと言っていいほど卓が立ち、日付変わるくらいまでやるなんてザラだった。帰宅して飯を書き込んだらプレイマット広げてカメラ起動してフリープレイ、社会人になってから久しく忘れていた感じがそこにあった。ギャ猿である。仕事がきつくても「家に帰ればインベイジョンが待ってるし・・・」無敵である。
デッキリスト提出締め切りまで1週間。ヤバい、デッキ決まらないw。どのデッキにも愛着がわいて決めれない。優柔不断が祟った。
知り合いに助言を貰いながら長丁場でありことを加味して戦略はシンプルなものを、出来れば決まれば反撃不可能な決定的なものを・・・ということでゲドン天使こと荒廃の天使をフィニッシャーに据えることに。
ドロマーカラーでも良いが土地のタップインが致命的なシーンが多く、いっそ黒白2色に絞ってしまおう。アリーナドレインに白羽の矢が立つ。手札破壊で前方確認しつつ天使・わしづかみでゲームを決める。リソースは闘技場で、盤面は猫と除去で・・・名誉回復連打で早期決着もままあった。気になるのは2マナアクションが少ないことと総崩れが大振りで間に合わなかったり打ち消しを構えられえてしまい打てないことが多々あること。気が付けば総崩れが抜け、代わりに憤怒鬼や万物の声が増えてミッドレンジのようになっていた。
お試しの星のコンパスが嚙み合った。2色に絞ったおかげで基本土地が増え、マナ加速によって荒廃の天使に繋げやすくなった上に土地破壊からの立ち直りが早くなった。もろたで。
うん、総崩れ入れ直してコントロールに戻そうな?自分。そら提出ギリギリでグダグダやってたらこうなりますよ。
結果こそ残念だったけどすごく充実した期間を過ごせて、溜まってたモノも少しは吐き出せました。
20年も経つと理論や価値観も変わっていて、それがもろデッキリストに出てくるのが楽しかった。国境を超えて、時間まで超えて遊べるんだから、そら20年も続きますわw。
まだまだ遊び足りないので定期的に開催して欲しいし、プロツアーなど限られたプレイヤーしか遊べなかったブロックもこうやって遊びたいですね。
世の中的にはもう少し退屈しそうなので、まだまだインベイジョンで遊びたいですね。
最後になりましたが、添削さんをはじめこのイベントに関わったすべての人達に感謝です。
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