セクシュアル

私は性別と性的嗜好がハッキリしている方だと思う。明らかに男性で異性愛者だ。

同時に、男性嫌悪もある。もちろん自分自身に対しても例外ではない。
とはいえ比較的軽いので、ちょっとした偏見や価値観のずれ程度に感じている。必要に応じて知識で修正している程度のものだ。

私自身、性経験が乏しい。皆無と言っても過言ではないかもしれない。
性交渉についてはある種暴力のようなものだと思う。
同時にそれを受け入れる、あるいは痛み分けのように考える捉え方もある。

しかし生殖、繁栄に向けた本能としてある以上、そういうことはあり得るだろう。
そうなった時にどう考えるか。痛み分けではないかと思う。
役割分担でもあり共同作業でもある。
どちらか一方で生殖、もとい繁栄というのは成り立たないものだ。
たとえ幹細胞で無性生殖ができたとしても繁栄には性交渉が必要になる。それは生物として、自然本来の摂理なんだと思う。

最近はLGBTや性に対する価値観というのが拡張されつつある。同時に淘汰、整理も始まっている。他にもあらゆることで価値観や考え方の拡張・整理がなされている。
変革の時代に何を求めるのか。変化した結果の提示なのか、不変の摂理について提示することなのか。

難しい問題だ。
私は男性であり、男性でしかない。
女性のことなどわからないのだ。月経も性交渉の痛みもわからない、本質から理解することなどないと思う。
それでも価値観をできるだけ共有はしたいし、知識として頭にぶち込んでおく必要はある。

人生、勉強することがまだ多い。

それでも私は男性であり、同時に男性嫌悪なんだと自覚する。

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