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技術研究部 活動レポート 2021/8/19

週刊技研NEWS

Around Update
- Draw&React on ScreenShare
  - 画面共有中にお絵かきができるようになった
- Floating Mode
  - アイコンが縦並びに表示されるオプションが追加
- Safari and Firefox Browser Support
  - Around利用にChromeブラウザだけでなくSafariとFirefoxもサポート追加

Microsoft 365版IE 11が8/17にサポート終了
- 2021/8/17に終了したのはMicrosoft365アプリに内蔵されている方
- IE11アプリは2022/6/15にサポート終了予定

メルカリShopsの開発の裏側
- メルカリ内にショップを開設できるサービス「メルカリShops」が7/21にプレオープン
- 8/10から2週間毎日記事を公開中

【Pickup】8/10 メルカリShopsの技術スタックとその選定理由
メルカリShopsでは、「エンジニアのDX(Developer eXperience エンジニアの生産性や開発の楽しさ)を最大化するための技術選定」を行っているとのことで、それぞれ選定した技術、理由について紹介していました。
その中でも特に気になった技術選定をピックアップします。

- サービスのリポジトリはmonorepoによる構成
  - monorepoとは
    - システムを構成する複数のコンポーネントの独立性を保ちつつ、全ての構成を1つのリポジトリで管理する手法。
    - システムに必要なコンポーネントが全て一つのリポジトリに集約されることで、全体像の把握や依存関係や共有コードの管理がしやすくなる。
    - Pull Request ベース開発との相性が良い。(リポジトリが分かれていると各PRをマージ・デプロイするタイミングを調整する必要があるので)
- ビルドツールはBazelを使用
  - monorepo のあらゆるコードをビルドし、実行することができるため、言語ごとのビルドツールを用意する手間が軽減できる。
  - 一方でYarn/npm workspaceなどの「言語が持つエコシステム」に対応していないことも多いので一部 Bazel に対応していないサービスもあるとのこと
- 開発環境にcode-serverを使用
  - code-serverとは
    - サーバーサイドで稼働するVisual Studio Code。ローカルで開発環境を用意する必要がなくなるので、インターネットさえ繋がっていれば快適に開発ができる。

CI/CDカンファレンス (9/2-3 木、金)
- CI/CD Conference 2021 のテーマは『Continuous 〜技術を知り、試し、取り入れる〜』
- 9/2 「技術を試す」部分をハンズオン形式で開催
- 9/3 CI/CDに特化したセッション

所感(ささき)

「メルカリShopsの開発の裏側 メルカリShopsの技術スタックとその選定理由」が一番刺さりました…!
それぞれの技術を選定した理由まで細かく書いてくださっているので、ただ全体図を眺めるよりも腑に落ちやすく、また知らない分野の技術選定に関してもとても取っ付きやすい記事だと思いました。
8/23まで毎日更新されるとのことなので、今から読み進めて23日の最終日にはリアタイ(?)できたら良いなと思います。

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