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株式会社カルビー 伊藤秀二

かっぱえびせん、ポテトチップスをはじめ、国民に愛されるお菓子を作り続けてきた株式会社カルビー。そのカルビーで代表取締役社長を務めるのが伊藤秀二さんです。伊藤秀二さんは、1957年2月25日生まれ、今年で63歳になります。カルビーがどのように成長したのか、伊藤秀二さんの社長としての役割などをご紹介します。

伊藤秀二さんの会社「株式会社カルビー」

カルシウムとビタミンB1を組み合わせて作られた社名であるカルビー、瀬戸内の企業ということもあり、瀬戸内海の海老を使った商品、かっぱえびせんで大ヒットを飛ばします。その後社会問題にもなった仮面ライダーのスナック菓子、ポテトチップスで有名となり、ジャガイモ系の商品を数多く出します。ポテト専用の運搬船や北海道で数多くのジャガイモ畑と契約するなど、量産体制がとれるようにしており、ポテトチップスだけで年間に200種類も販売、オーソドックスなポテトチップスからご当地でしか食べられないポテトチップスまで、幅広い商品を生み続けました。

伊藤秀二さんの社長としての役割

元々社長に就任した当時、支えてくれた役員の多くがこれまでの上司だったという伊藤秀二さん。自らも様々なプロジェクトに携わり、チャレンジすることの大切さが身に染みていました。最近発売されたポテトチップスは、何の味かを伏せて販売するという斬新なものでした。一部のテンポにしか販売せず、ネットで大盛り上がりとなった商品、この味だ、あの味だと議論になり、正解が明らかになって改めて買う、そんな人も多かったようです。同族企業として長らくやってきたカルビー、それが21世紀に入り方針転換し、その多くを伊藤秀二さんが社長として守ってきました。そして、カルビーの基本的な部分を守りつつ、攻めるところは攻めるという方針が見えてきます。

伊藤秀二さんに対する感想

社長として、こういう仕事をした、ここまで成長させてみせたという活躍を誇示することなく、何十年後も続く企業として足腰を鍛えるようなやり方を行ってきた伊藤秀二さん。派手な成長こそないものの、社員それぞれが考える力を持ち、実行できるようになることが大事。そのための方策を打ち続けてきたのが伊藤秀二さんが社長としてやってきたことだと思います。何年先もカルビーらしさを忘れず、カルビーらしい商品が生み出されることが伊藤秀二さんの功績となっていくはずです。

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