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お空に旅立ったばかりのインコの想い

 今日は、アニマルコミュニケーションのお話です。

 一昨日、お空に旅立ったセキセイインコのブーちゃんは、実家で暮らす母が、大事に大事に可愛がっていた子です。

 ブーちゃんは、2年ほど前から皮膚病による痒みが出始め、皮膚を突付いたり羽を抜いたりするようになりました。
 それによる出血を繰り返し、危ない状況を何度も乗り越えて4才まで生きてこられたのは、母の執念のような日々のケアの成果だと思っています。

 最後は残念ながら、おやすみの挨拶をした後に大出血が起こってしまったようで、朝、母が目覚めて様子を見に行った時には、血まみれのブーちゃんの身体は、もう冷たくなっていたそうです。

 私が着いた時には、ブーちゃんの身体はきれいになっていましたが、血まみれの姿を目の前にした母は、ショックが大きかっただろうと思います。

 ブーちゃん、最後しんどかったよね?
 ひとりで逝くのは寂しかったんじゃない?
 不安だったんじゃない?
 悲しくなかった?
 幸せだったかな?
 今、どこにいるのかな?
 お父さんと会えたかな?

 家族を亡くした人は、ほとんどの人が考えること。考えれば考えるほど胸が苦しくなり、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
 私は、アニマルコミュニケーションの手法を使って、ブーちゃんに直接訊いてみました。

 以下が、ブーちゃんとの会話です。↓

 まず、ブーちゃんの魂と繋がってみると、元気な頃の姿で、鳥かごの上に乗って羽を広げてバタバタと動かしていました。

🐦「あ~、スッキリした。今、俺、めちゃくちゃ元気だぜ!」

🙎「痒いの痛いの、しんどかったよね?」
🐦「正直あれはしんどかった〜。まぁ、今となっては全て思い出。全て過去だ。」

 なんか、拍子抜けする程あっさりしてるし、「俺」とか言ってるし、ビックリしました(笑)

🙎「みんなが知らないうちに逝ってしまい、寂しくなかったの?」
🐦「必死こいてるうちに、いつの間にかって感じ。一瞬のことだったよ。」

🙎「相棒のピーちゃんのこと、どう思ってる?」
🐦「あいつは、俺の方が賢いだのスマートだの自慢野郎で生意気だったけど、赤ちゃんの時からいっしょにいた唯一無二の存在。」

 ケンカする程仲が良い…という関係でした(笑)

🙎「ピーちゃんさ、ブーちゃんがいなくなって探してるよ。ピーちゃんが幸せに暮らしていけるように何をしてあげたらいい?」
🐦「あいつは大丈夫!あいつは、そんなヤワじゃない!あいつには図太さがある!あいつは世渡り上手だ!俺がいなくたって、すぐにいつも通りお母さんに上手く甘えてやっていける。だって、あいつイケイケだったでしょ?」」

 確かに、イケイケな積極的な性格です(笑)

🙎「お母さんのこと、どう思ってる?」
🐦「お母さんは、愛情深い人。薬塗られる時は暴れちゃったけど、お母さんがイヤだった訳じゃないよ。許してね。いつも、カゴをきれいにしてくれて、いっぱい遊べるように自由にしてくれて、ゴハンちゃんと食べてるかなって気にしてくれて、俺達を見て面白がってくれてさ。頭撫で撫でされるの好きだったな〜。お母さんに育ててもらえて幸せだった〜。」

 ピーちゃんと遊んでる姿を見せてくれました。

🙎「お父さんと会えた?」

昨年亡くなった父の手にブーちゃんが止まっている光景が見えました。はつらつとした笑顔の父に会わせてもらえて、懐かしさと嬉しさと感動でした。

🐦「すっごく喜んで迎えてくれたよ。そういや、お父さん、あの時家に来てたよ。大丈夫だよ。大丈夫だよ。怖がらくていいよ〜。お父さんが待ってるよ
〜って言ってた。看取ってくれたんだね。」

 お父さんが付いていてくれて、寂しくなくて、本当によかったです。

🙎「今、どんな気持ち?」
🐦「晴れやか!生ききった!楽しかった〜!最後まで愛された、それだけで幸せだ〜!それ以外に望むものなんてある?」

🙎「お父さんの木の下に埋めてもいいかな?」
🐦「どこだっていいよ〜。お父さんといっしょ、最高じゃん!嬉しいよ。でも、俺の魂はもう自由だからさ、亡骸にすがり付く必要なんてないんだよ。だから、どこでも大丈夫。蝉の抜殻といっしょだ。」

🐦「おまえも身体に気をつけろよ。おまえもお母さんも自分を粗末にしてるところがある。まず、自分に愛情をかけろ。優先順位が間違ってる。ピーちゃんとたまには遊んでやってくれ。あいつが喜ぶ。」

 私、おまえ呼ばわりですね(笑)

 お喋りした後、父の弔いのために植えたシデコブシの下に、ブーちゃんを納めました。

 ブーちゃんの言葉を聴いていっぱい泣いたら、なんだか私も、今のブーちゃんのような清々しい気持ちになりました。

 涙はまだ出てしまうけど、寂しさも悲しさも苦しさも後悔もない、ただただ幸せだった〜!って言っているブーちゃんを知れて安心しました。

 母は、アニマルコミュニケーションは怪しいと疑っていますが(笑)、ブーちゃんからの大切な言葉なので、今度伝えてみようと思います。

 お空に旅立った子たちは、たくさんの愛を伝えてくれます。
 残された方は、後悔の念に苦しんだりしてしまいがちですが(私も含めて)、動物さんたちの愛をしっかり受け取ってほしいなぁと思うのです。じゃないともったいない!

 アニマルコミュニケーションは、ペットロスの軽減にも役に立つツールです。
 苦しんでる方のお役に立てたらと、準備を進めているところです。




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