日経新聞記事「『パチパチパニック』ハジケる売上高 100均効果で10倍に」に注目!
コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。
本日は以下の記事を紹介いたします。
「パチパチパニック」ハジケる売上高 100均効果で10倍に - 日本経済新聞 (nikkei.com)
以下、記事のサマリーです。
急成長と売上増加: 丸紅子会社のアトリオン製菓の「パチパチパニック」は、100円均一ショップでの販路開拓やSNS戦略が成功し、2024年3月期の売上高が約7億円に達し、10年間で10倍に成長しました。
独自技術と商品特徴: 炭酸ガスを内包したキャンディーとラムネが特徴で、国内で唯一の技術を持つアトリオン製菓が製造。味はグレープ、コーラ、ソーダの3種類に加え、季節限定の味も提供。
マーケティング戦略: 子どもから大人への消費層拡大を目指し、SNSでのアレンジレシピ募集や「パチパチパニックの日」の制定、人気アイドルグループとのコラボなどを実施。
将来の展望: 今後3〜5年で売上高を20億円にする計画で、長期的には海外展開も視野に入れ、丸紅のグローバルネットワークを活用してさらなる成長を目指しています。
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2023年5月より丸紅グループの一員として活動しているアトリオン製菓は、ヨーグレットやハイレモン、パチパチパニックの他、キャンディを製造している企業です。
1998年に発売され今年で26周年のロングセラー商品ですが、同社だけが持つ特殊技術で製造されています。
なお、今年から8月8日は「パチパチパニックの日」に制定されています。今年で8周年を迎えたSKE48の8期生8名のお祝い動画を公開を出すなど、積極的に商品をアピールしています。
また、2024年3月期中は需要に生産が追いつかない状態だったため、2024年春に生産設備を増やし、生産能力を2.5倍に増やしたとのことです。今後は丸紅のグローバルネットワークを活用し、海外での事業展開も見据えて、売上高を伸ばす考えとのことです。
「食」に強みを持つ丸紅による強みを活かして、丸紅グループの菓子・食品事業全体の価値向上に期待しています。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。