コジレック的カード評価基準

初心者にオススメの統率者はコジレック!


初心者にオススメの統率者はコジレック!(挨拶)

この記事は新カード並びに再録カードをレビューする上で
カードの評価基準を明確に示すことで今後の記事を読みやすくすることを目的としています

他の記事からコチラの記事へ誘導された方はぜひ一度目を通し、どのような基準でカードの能力を評価しているかを把握しておくと
レビュー記事を読みやすくなるかと思われますのでぜひ一読ください

※この記事はある程度MtGに明るい人向けに書いています
読みづらい所などあるかもしれませんがご了承願います

当レビューにおけるコジレックデッキについて

コジレックのおさらい

レビューをしていく上で必要になると思いますので、統率者として使用することを前提としている「コジレック」達の能力を紹介しておきます

初心者にオススメの統率者はコジレック!

Kozilek, Butcher of Truth / 真実の解体者、コジレック (10)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、カードを4枚引く。滅殺4(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを4つ生け贄に捧げる。)真実の解体者、コジレックがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
12/12

http://mtgwiki.com/wiki/%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E4%BD%93%E8%80%85%E3%80%81%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF/Kozilek,_Butcher_of_Truth
初心者にオススメの統率者はコジレック!

Kozilek, the Great Distortion / 大いなる歪み、コジレック (8)(◇)(◇)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたの手札にあるカードの枚数が7枚未満である場合、その差に等しい枚数のカードを引く。威迫マナ総量がXであるカードを1枚捨てる:マナ総量がXである呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
12/12

http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%A7%E3%81%84%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%AD%AA%E3%81%BF%E3%80%81%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF/Kozilek,_the_Great_Distortion


初心者にオススメの統率者はコジレック!

Kozilek, the Broken Reality / 崩壊した現実、コジレック (9)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、プレイヤー最大2人を対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、自分の手札にあるカード2枚を予示する。あなたは、これにより予示されたカード1枚につき1枚のカードを引く。(カードを予示するとは、「それを裏向きで2/2のクリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてもよい。」ということである。)
あなたがコントロールしていてこれでないすべての無色のクリーチャーは+3/+2の修整を受ける。

9/9

http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%97%E3%81%9F%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E3%80%81%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF/Kozilek,_the_Broken_Reality

コジレックは手札の補充が得意なクリーチャーのため、リソース確保が難しい無色単デッキを運用しやすくしてくれる優秀な統率者です

当レビューにおけるコジレックデッキについて

レビューでは文中に「コジレックデッキ」という単語が多数登場します
「いろんな軸があるのにコジレックデッキとだけ言われても…」と思われる方も多いと思われますので
当レビューにおける「コジレックデッキ」とは何かを軽く解説していきます

ここでの「コジレックデッキ」とは統率者戦用デッキの中で
統率者を2種類存在するコジレックのどちらかとし、固有色のない無色カードのみで構成されたデッキのことを指します(統率者戦の細かいルールは割愛します)
デッキレシピは多種多様なものが存在しますが、当レビューで想定しているコジレックデッキの内容としては
・統率者は《大いなる歪み、コジレック》または《真実の解体者、コジレック》
・アーティファクトを大量に採用し、素早くマナ基盤を整えエルドラージの早期召喚を狙う
・コジレック以外のエルドラージも採用し、大型を多数展開して戦局を支配することを目的とする
・主な勝ち筋はエルドラージ軍団による高パワー攻撃でライフを削り切る、コジレックの直接攻撃による統率者ダメージ、《荒廃鋼の巨像》による毒殺、無限マナからの《歩行バリスタ》などを想定
という構築です
海外の統率者戦用情報サイト「EDHREC」でもこのようなタイプのデッキが主流なので、標準的なコジレックデッキと言っていいでしょう

新カードを評価する上で判断基準とするのは「このタイプのデッキと相性が良いか」という点のみになりますので
他の統率者デッキで引っ張りだこになるであろう必須級のカードでも
このデッキとの噛み合いが悪ければ低い評価になることもあります

初心者にオススメ度

新カードと上に示したコジレックデッキとの相性の良さを表す数値です
黒い星が多ければ多いほど相性がよく、逆に少なければ相性が悪いことを表します
そのため明らかに初心者向けではないカードにも高評価がつきますがそこはご愛嬌ということでお願いします
☆☆☆☆☆(星0)
能力が弱すぎる、デッキコンセプトとの噛み合いが致命的に悪いなどの理由で採用の余地が殆ど無いカード

★☆☆☆☆(星1)
コストが重すぎる、競合先が多いなどの理由で採用理由が薄いカード

★★☆☆☆(星2)
能力は悪くないものの、使える場面が限定的すぎるなどの理由で採用に一考の余地が必要になるカード

★★★☆☆(星3)
上記2つに比べれば採用の余地があり、デッキに余裕があれば投入しても問題ないと考えられるカード

★★★★☆(星4)
コジレックデッキと相性がよく、既存のカードと入れ替えてでも採用する価値があるカード

★★★★★(星5)
コジレックデッキに入れても邪魔にならない、もしくは汎用性が高くどの場面で使っても困りにくい必須級のカード

これらの評価は主観によるところが大きく、発売前の評価ということもあって絶対的な基準ではなく、あくまで目安として見ていただければ幸いです

カードの分類

レビューにおいてコジレックデッキにおけるカードの役割を示していますが
これはこのカードがどのような役割を担うかを明示することで評価しやすくすることを目的としています

1.コジレックを始めとするエルドラージ
ストーリーにおいてエルドラージの驚異は去り
3体の巨人のうちコジレック、ウラモグの2体はチャンドラにより焼却され
最後のエルドラージであるエムラクールも月に封印されてしまった為
現在新規のエルドラージが収録されることは絶望的となっています
そのため本レビューではエルドラージという分類は基本的にしないものとして扱います
盤外セットなどで強力なエルドラージが再録されることもありますが、その際は役割:エルドラージとして例外的に扱います
今後のストーリー展開によって再び多元宇宙にエルドラージの驚異が齎されるような事になった場合は役割の再定義を行う予定です

2.コジレックを出すためのマナ基盤(A)
-土地やマナ・アーティファクトなどコジレックを着地させたりサポートをする上で必要なマナを生み出すためのカード
例:《荒地》《魔力の墓所》
基本的に膨大なマナコストを要求するエルドラージを1ターンでも早く唱えるために、マナ基盤として使用するカードへ与えられる役割です
土地だけでなくマナを生み出せるアーティファクトやクリーチャーが該当します

3.コジレックをサポートするカード(B)
-打ち消し呪文や装備品など場に出たコジレックを補助するカード
例:《この世界にあらず》《早足のブーツ》《統率の灯台》場に出たエルドラージを補助するカードへ与えられる役割です
破壊不能や呪禁を付与するなど相手の妨害から守るカードや
二段攻撃や感染を付与するなど場にいるエルドラージの攻撃を補助するもの
相手の呪文を打ち消す能力を持った呪文などが該当します

4.汎用カード(C)
-無色有色を問わず投入できる汎用的な効果を持つもの
例:《全ては塵》《精霊龍 ウギン》
マナ基盤にならず、コジレック達エルドラージを直接サポートできる訳では無いものの
強力な効果を持ち、汎用的に使えるカードに与えられる役割です
単体・全体除去カードやプレインズウォーカーなどが該当します


重ね重ね言いますが当レビューでの評価は主観的なものであり
絶対的な評価基準ではないことをご留意ください
自分で考えデッキを構築する事も統率者戦の醍醐味ですので
実戦と改良を重ねて自分だけのコジレックデッキを作ってみて下さい
そしてエムラクールになれエムラクールであれ

「初心者にオススメの統率者はコジレック!」botの中の人

画像引用元:WotC公式カードギャラリーより


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