見出し画像

ベース塗り②気をつけてほしいチェックポイント3つ!【#WEBTOONのいろは】

この記事では、WEBTOON原稿のキャラクターのベース塗りの際に気をつけてほしいチェックポイント3つをご紹介します。

  1. 塗り忘れ・はみ出し

  2. 途切れている線画の着色

  3. 色間違い

どれも基本的な部分ですが、土台をしっかり整えることで作品全体のクオリティがグッと上がります! さっそく実例と共に見ていきましょう。


1. 塗り忘れ・はみ出しに気をつけよう

塗り忘れ・はみ出しの例

塗り忘れやはみ出しには気をつけましょう。
画像①の赤丸部分に注目すると、髪の毛の色のはみ出し、ピアスの塗り忘れがあります。
画像②は、髪の毛やピアスの細かい部分までしっかり色分けされています。

特に装飾品・髪などは見落としがちな部分で、塗り忘れが起こりやすいです。細かい部分ですが、線画の形をよく見て、気をつけましょう。

2.途切れている線画は着色で形を補完しよう

着色で形を補完する例

線画が途切れていた場合、着色で形の補足をしましょう。
画像①は、途切れた線画のところまでしか着色しておらず、髪がブツっと途切れた印象になり、見栄えが悪くなっています。
画像②は、線の途切れを着色で補足して綺麗な流れにしています。
これは特に、装飾品・服・髪などに起こりやすいので、注意して見てみましょう。

3. 色間違いに気をつけよう

色間違いの例

画像①は、本来は青が正解であるインナーの色が紫になっています。
画像②も同様に、テクスチャ(模様)がなくなっています。
塗り間違いや貼り忘れが起こりやすいのは、小物・テクスチャなどです。
基本の設定資料や、同じ衣装のコマと見比べながらチェックする習慣をつけましょう。

まとめ

今回のポイントのおさらいです。

  1. 塗り忘れ・はみ出しに気をつけよう

  2. 途切れている線画は着色で形を補完しよう

  3. 色間違いに気をつけよう

キャラクターのベース塗りの際は、この3点に気をつけましょう!
着色に慣れていても、うっかり忘れたり漏れたりすることはあるので、最初に作ったキャラデザ表や、同じ衣装のコマを横に並べながらチェックするようにすることをおすすめします。

着色作家志望者向けのオンライン持ち込み、始めました!

comico編集部ではcomicoでデビューしたい方向けの「オンライン持ち込み」を実施していますが、新たに着色作家向けの持ち込み枠を設けました。
持ち込み方法等の詳細は以下の記事をご確認ください。

この記事で紹介した作品