見出し画像

#56 Nishinomiya Canva(ニーキャン)とは?これまでとこれからを語る!

どうも。こみっくです。

いま、僕が勤務している自治体(兵庫県西宮市)でCanvaを広げていく活動をしています。
Nishinomiya Canva(ニーキャン)というコミュニティを立ち上げました。

今年度の5月から活動を始めて約4か月が経とうとしています。

今回は、これまでのふりかえりも兼ねて「ニーキャンってなんなん?」「ニーキャンではどんな活動をしているの?」ということを書いていこうと思います。
最後には「ニーキャンが目指すもの」を書いています。
ぜひ最後まで読んでくださいね♪


思えばきっかけは2023年冬

ニーキャンのきっかけは昨年の冬でした。
組合主催の勉強会に参加したことがすべての始まりでした。

僕はAIを校務で使うワークショップに参加したのですが、そこで講師をされていたのがTSUNE先生でした。
このTSUNE先生こそが、ニーキャンの発起人であり、今の僕の相方になるわけです。

↓その時の研修内容

もともとTwitterでつながってはいたのですが、まさか同じ自治体で働いている先生だとは思いもしませんでした。

講演後、声をかけてみると意気投合。
「またこういう登壇の機会があれば僕もやってみたいです!」
みたいなことを話して連絡先を交換。
その日はそんな感じで終わった気がします。

4月のCEC大阪キックオフイベントへ

その後もちょくちょくTSUNE先生とは連絡をとっていました。
ICT機器や防災、特別支援などマルチに活躍されている先生なので、いろんなことを質問していました。

しかも、「いつでもどうぞー!」と言ってくださるマリアナ海溝以上の懐の深さを兼ね備えているTSUNE先生。
ありがたい。

そんな中、今年度に入りビッグニュースが飛び込んできました。
Canvaが西宮市でも使えるようになったのです。
今まで児童用タブレットではブロックされていましたが、今年度からそれが解除されたのです。
(*実はMicrosoft2段階認証問題でまだ使えていませんが…(笑))

今までCanvaをぼちぼちと普段遣いしていた僕。
これをきっかけにCanvaのことをもっと学ばないと!と思い始めます。

その時、お隣の大阪府でCanvaのイベントが行われることを知りました。
同僚の先生と一緒に現地参加したのですが、そこでTSUNE先生ともご一緒できました。

↓その時まとめたnoteです

正直、イベントを終えた感想は「大阪ええなあ。」でした。
めちゃくちゃ楽しく、そしてめちゃくちゃ学びあるイベントだったので「羨望」の気持ちが強かったように思います。

Canvaというツールを通したコミュニティがあって、学び合っている姿。
そして、イベントを通してまたCanvaの魅力が伝播していく。
そんな仕組みにただただうらやましい。
僕もそんなのやってみたいなあ。
こんな気持ちを抱きながら、帰路につきました。

TSUNE先生からの連絡

CEC大阪の2日後。
TSUNE先生から連絡が来ました。
簡単に言うと「西宮でもっとCanvaを盛り上げていく活動をしたい。一緒にやろう。」という連絡でした。

CEC大阪で受けた刺激の思いのやり場に困っていたところへのTSUNE先生からの連絡。
なんというタイミング。

もちろん「やります!」と即返答しました。

そこからトントンと話が進み、ニーキャンとしての活動がスタートしていくことになります。

朝マクドでミーティングを重ねてニーキャンのコンセプトやどんな活動をしていくか、形を作っていきました。
この「無からの創造」がめちゃくちゃ面白かったです。
今まで体感したことのないワクワク感があったことを覚えています。

ニーキャンのロゴ。nishinomiyaとcanvaの頭文字が合わさってます。

6月21日キックオフイベント

その後もニーキャンのTeamsを作ったり、フライヤーを作って各校に配布したり、と地道に人を集めていきました。
約1か月間、校務と並行しながらニーキャンの活動も続けました。

もちろんメインは現場での仕事です。
今年度はキャリアで初となる生徒指導主任と学年主任を任せて頂いてました。

その仕事を主軸に置きながらのニーキャン始動はなかなか大変だったかもしれません。
だけど、今思い起こしても「楽しい!」が一番でした。
そこに「しんどい」という思いは全くありません。
そもそも「しんどい」なら続いていませんね。

TSUNE先生と構想を練っていくなかで「どうせやるならCEC大阪みたいにキックオフイベントをしよう!」となりました。

元々は市内の学校をお借りしてオフラインでの開催予定でしたが、諸事情によりオンライン形式でのキックオフイベントとなりました。

6月末の金曜日。
しかも勤務時間外のオンライン開催。
どれくらいの人が来てくれるのか。
正直不安でした。

しかし、そんな不安もなんのその。
始まってしまえば30人ほどの先生が来てくださり一緒にCanvaについて学ぶ時間を過ごせました。
僕から「Canvaとは?」TSUNE先生から「Canvaでアイコン作り」のワークショップをして60分間。

オンラインということもあり、ちゃんとこちらの思いが届いているか不安に思いながらでしたが、なんとか無事終えることができました。

その時の安堵感たるや。
今までにない心地よい疲労感でした。

キックオフイベントのスライド

それでは、ここからはニーキャンの主なこれまでの活動を書いていきます。

7月22日柴田先生のワークショップ

夏休みに入ったばかりの7月22日に大阪府のCanvassadorである柴田大翔先生を講師としてお招きしてオンラインワークショップを開催しました。

さすがの柴田先生。
圧巻の内容でした。
レベル別ワークショップという個別最適な活動もあり、参加しているみんなが楽しめる内容でした。
ありがとうございました!

7月24日Canva校内研修

市内の学校のCanva研修に講師としてお邪魔してきました。
初めての講師経験ということで緊張しましたが、みっちり90分他楽しめました。

詳しくは下のリンクより。

8月24日オフラインイベント

夏休みの終盤、8月24日の午前中に組合の教研が開かれました。
その日の午後に会場をそのままお借りして、ニーキャン初となるオフラインイベントを開催しました。

一度昼休憩を挟まないといけないにも関わらず、総勢50名の先生方が参加しました。

内容は「Canvaってみた」
Canvaの実践報告を一人5分でプレゼン。
計12名が実践を紹介しました。
中には、TSUNE先生の息子さん(小4)もライトニングトーク!
発表を終えた後にはこの日一番の拍手が起こりました。

改めてオフラインの熱量の高さを実感した1日でした。

過去一番の盛り上がりに!
オフライン限定ステッカーを配布

9月5日校内Canva研修

2学期に入りました。
先週、市内の学校でのCanva研修に講師として参加。

選択式ワークショップを開催しました。
がっつりコース→ポータルサイト作り
ゆっくりコース→連絡ボード作り
で約1時間。

やってよかった点もありましたが、反省点も。
これからの研修に生かそうと思いました。

これからニーキャンが目指すもの

ここまで読んでいただきありがとうございます。
なんとなくニーキャンのことを知って頂けたでしょうか。

ニーキャンは完全に僕とTSUNE先生が独自に始めた取り組みです。
ときどき、人と会った時に「ニーキャンってなんなん?」と聞かれるので今回まとめてみました。

8月24日に行われたオフラインイベントのクロージングでTSUNE先生が
「Canvaは所詮ツールかもしれない。でも、ツール1つで働き方・学び方・教え方は大きく変わる。大きく変わるのは読んで字のごとく大変なんです。だからこそ、その大変さをニーキャンでシェアしませんか。」
と、語っていました。

本当にそう!
僕は後ろで聞きながら激しくうなずいていました。

Canvaというツールで集まった人をどんどんつなげていく。
そのつながりでまた新たな学びや発見を見つけていく。

Canvaを広めたいと思って始めたこの活動が、いつの間にか人と人をつなげたいという思いに変わってきたのです。

そんなお手伝いを我々ニーキャンができればなあと思っています。

今ではニーキャンには100名を超える仲間たちがいます。
それだけCanvaには魅力があるのだと思います。
その魅力を伝えつつ、人と人をつなげていく。

改めて、ニーキャンは「人つなぎ」の活動だなと感じています。
これからもCanvaとニーキャンの活動を通して西宮をもっとオモシロくしていきます!

お知らせ

最後にお知らせです。
9月28日にニーキャンオンラインワークショップを開催します。

大阪府のCanvassador恩地麻里先生を講師にお招きして「Canva×外国語」のワークショップします。

西宮市の教員でなくても、参加が可能です!
以下のリンクよりお申込みができます。
ぜひご参加くださいー!
皆さんにお会いできることを楽しみにしています♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?