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発売前からamazon2位…だ…と…!?発売日直前内容まるっと解説スペシャル!!

いよいよ発売前日となりました、書籍:コミュニケーションを止めるな!。長い道のりだったけど、全国のみなさまに読んでいただくだけの価値ある一冊が完成したと思います。これでアマゾンレビュー☆1ばっかりだったらどうしよう汗汗汗。

で、ですね、まだ発売前なのに、amazonランキング2位になってました。どうなってるんだー!

いろいろと聞いてみると、予約でもランキングに反映されるようです。このときは僕自身は一冊も予約をしていなかったので、日本の誰かが予約をしていてくれたみたい!嬉しいです涙。

はてさて、これまで「13人の療法士が執筆!」とだけ情報を出していましたが、その内容については紹介していませんでした。このnoteでは、具体的な内容をまるっと紹介しますね!

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まずは目次を紹介!

目次

第1章:時代とのコミュニケーション
コミュニケーションを止めるな! / 細川寛将

第2章:臨床コミュニケーション
自分の常識は他人の非常識?ルールは王様が決めるもの / 杉浦良介
プレゼンテーションスキルはあなたのキャリアの武器になる? / 穴田周吾
鹿児島セラピスト「むたどん」!!〜日本から世界で活躍すると決めたでごわす〜 / 蛭牟田誠
口下手だから良い!タッチング・コミュニケーションの実践 / 八木大樹
不眠の理学療法士が患者さんのために、睡眠で自分をアップデートした話 / 大平拓巳
交通事故から復活して理学療法士になった話 / 楠村和也

第3章:家族とコミュニケーション
共働きお母さんに贈る、家庭も仕事も楽しく過ごす気持ち術 / 田中好
育児はセミナーよりも役に立つ!療法士として大切な事は子育てが教えてくれた / 平田由美
あなたがいないからそばにいて / 喜多一馬

第4章:チーム運営コミュニケーション
圧倒的リーダーの次の人 / 中山陽平

第5章:動機付けコミュニケーション
5分で確変!超面談メソッド / 鯨岡栄一郎

第6章:コミュセラジオ・コミュセ座談
不確実な自分との付き合い方 / 細川・鯨岡・喜多
療法士として興味のある分野の見つけ方 / 細川・鯨岡・喜多
患者さんを一人の人として関わろう! / コミュセラメンバー

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第1章:時代とのコミュニケーション
コミュニケーションを止めるな! / 細川寛将

まずは、細川氏が時代の読み取り方についてズバッと紹介しております。コミュニケーションというと、人とのコミュニケーションを想像しがちですが、実は時代ともとっていくものなんですよね。

ここまでの話を踏まえて、本題に入っていきます。“時代とのコミュニケーション”と述べると一見難しく感じますが、大切なポイントは「いかに受けるか」に尽きます。例えば、状況の変化を察知する感受性、大切な情報を逃さないための取捨選択能力、抽出した情報を次にどう生かすかを考え実行する能力など、これらを含め、少し抽象的な表現にはなりますが、「俯瞰する/大局的にみる」ことは非常に重要です。(本書より)

本書では、この具体的な内容に切り込んでいます。さらにもういっちょ!

時代がどんどん変化し、色々な人と繋がり、プロジェクトを行なう時代になりつつあるなか、SNS を利用しない手はありません。行動特性、価値観、知識や技術、外部環境、自分の立場・役割…そして、最終的に自分の目標・ビジョン。これらの整合性を合わせて、自身のキャリア戦略を練っていきましょう。いわば、これら全てがコミュニケーションになります。冒頭で「コミュニケーションは対人コミュニケーションだけではない」というのはこのような理由です。コミュニケーションを止めるな!というのは今話題の映画になぞらえていますが、本当にコミュニケーションを止めてはいけません。(本書より)

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第2章:臨床コミュニケーション

第2章では療法士が一番考えることの多い臨床場面でのコミュニケーションについて書いています。これね、どれも良作なんですよ。

自分の常識は他人の非常識?ルールは王様が決めるもの / 杉浦良介

訪問リハで働く杉浦さんにしか書けない視点のお話です。

私は訪問リハビリの分野で働く理学療法士です。訪問リハビリとは利用者さんのお宅に訪問してリハビリを行うサービスです。利用者さんのお宅。すなわち、“利用者さんのお城”でリハビリをするということになります。お城の王様は利用者さん(お客様)です。訪問する側のセラピストはサービス提供者であり、お客様なのです。訪問リハビリはある意味でお互いがお客様なのです。ここには独自のお作法があります。(本書より)

いや、マジで多くの人が言葉にできなかったことをパーフェクトに言葉にしています。これ、訪問リハに従事する人だけでなくて、医療職…いや、もう対人コミュニケーションを必要とする全ての人に読んで欲しい。マジで名作です。

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プレゼンテーションスキルはあなたのキャリアの武器になる? / 穴田周吾

穴田さんからはプレゼン技術に関する話。

注意しないといけないのは、これらの場面でのプレゼンテーションはあくまでそのほんの一例でしかなく、本当の目的は“他者に想いや自分の考えを伝達すること”で実はコミュニケーションの手段だということです。決してパワーポイントを使ってきれいなスライドを作るものではないのです。それはあくまでそれは理解を助ける補助です。そして、プレゼンテーションスキルと形容されるモノなのであくまで技術になります。理学療法などの技術と同じでハンドリングやトランスファー、関節可動域練習などのようにトレーニングによって後天的に伸ばすことが可能です。(本書より)

年間100以上のセミナーに数年間通い続けた男だからこそ書ける内容がここにはあります。プレゼンというコミュニケーションスキルについて悩む医療職は多いのではないでしょうか?参考になりますよ~!

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鹿児島セラピスト「むたどん」!!〜日本から世界で活躍すると決めたでごわす〜 / 蛭牟田誠

STヒルムーからは自身が「世界」を視野に活動を始めたお話です。

Twitterでもあまり姿を出さないヒルムーの秘蔵ショット!

最先端の病院に転職したことと海外一人旅を始めたことで、日本基準で物事を考えていたむたどんが、世界基準で考えるよう思考が変化していきました。日本でもまだまだセラピストとしてできることは数多くありますが、世界基準で考えると可能性は無限大です。皆さんも、日本だけではなく海外に目を向けるよう心を開いてみてはいかがでしょうか!?むたどんは、同郷の先輩「せごどん」を必ず超えてみせます!!(本書より)

煌びやかな活動をしている人にも、必ず苦悩に満ちた日々や踏み出せなかった日々があるものです。リアルタイムで新たな一歩を踏み出す人を見ることは、僕たちが挑戦をするときに強く背中を押してくれるものではないでしょうか?挑戦したいけど、でも…と悩む人にとって寄り添い、でも応援する。そんな文章を是非お読みください!

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口下手だから良い!タッチング・コミュニケーションの実践 / 八木大樹

八木さんからは「触れること」について深く考えた文章を書いてもらいました。「もらいました」というのは、今回の書籍において唯一僕がテーマをお願いしたものなのです。八木さんにはこれを書いて欲しかったんだー!

僕は人と会話をすることがあまり得意ではありません。以前まで人と楽しく会話をする事こそがコミュニケーションだと信じて疑いませんでしたし、会話が出来なければ信頼関係も構築されないと思っていました。しかし臨床を 7 年経験していく中で、信頼関係の構築には相手との会話だけが全てではないということがわかってきました。逆に口下手であるからこそ出来るコミュニケーションの取り方、信頼関係の構築の仕方があるのです。会話が苦手でも、どのようにしたら患者さんと信頼関係が築けるのか、知りたくありませんか?今回は、僕が臨床の中で心がけている「相手を思いやる心」をベースに、触れる前の準備と実際の触れ方について紹介したいと思います。(本書より)

大事にしてる人多いでしょ?触れるについて一緒に考えましょう!

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不眠の理学療法士が患者さんのために、睡眠で自分をアップデートした話 / 大平拓巳

睡眠によって自身の生き方が変化した大平さんからは、その経験を!誰かの心身について深く深く考えるためには、自身の心身が整っていなければなりませんよね。めちゃくちゃ説得力あるお話です。

昼間に眠気があることはいつものことだからと気にも留めない方もいると思います。自分は不眠だから悩みが尽きないという人もいるでしょう。前者は意外と不眠に気付いていないため要注意かもしれません。今回、僕の体験談を読んでいただいて、悩んでいる方の解決策のきっかけになれば幸いです。睡眠は変えられます!(本書より)

毎日毎日ねむい僕としては、ひたすらに助かる文章でした。でも、自分が不眠と気付いていない場合もあるということにびっくり。なんだか不調な感じがするあなた!のヒントになるかもしれません。

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交通事故から復活して理学療法士になった話 / 楠村和也

ブロガーとして活躍しているかずぼーさんからは、自身の入院経験から気付いたことを赤裸々に語ってもらっています。実はこの本のコンセプトを考えるときに思い描いていた文章は、このお話なんです。

今から 10 年前。僕は理学療法士になるための専門学校に通っていた。通学途中で交通事故に遭い、自分が患者を体験し多くのことを学んだ。ここでは、患者になった僕の気持ちをリアルに再現している。医療従事者のあなたも、患者から辛い気持ちを打ち明けられたことはあるだろう。そんなとき、あなたならどんな声掛けをするだろうか?何をしてあげるだろうか?そんなことを考えながら読み進めてほしい。(本書より)

ここから、自身が「左上腕骨骨幹部骨折」「下顎骨折」と診断された話が始まっていきます。患者の立場になったからこそ見えてきたものは、実際の患者ではない私たちにとってとても大切な視点を与えてくれます。

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第3章:家族とコミュニケーション
共働きお母さんに贈る、家庭も仕事も楽しく過ごす気持ち術 / 田中好

ここからは家族とのコミュニケーションの話です。三人の話がありますが、どれも仕事⇔家族となっている興味深い話です。

田中さんからは家庭と仕事について深く悩んだ経験から得られた、自分との向き合い方についての話です。全てを投げ出そうとまで考えた末にたどり着いた一つの結論を読んでみてください。

我が家はそれらの中に出てくる「妻の家事割合は 8~9割の家庭」いわゆる妻の負担が大の家庭でした。ではなぜ今は家庭も仕事も楽しいと言えるようになったのでしょうか。家事を完璧にこなせるようになったから?仕事のスピードがアップしたから?お手伝いさんを雇ったから?いいえ、どれも違います。でも両方楽しく取り組めて気持ちがずいぶん楽になる大きな変化があったことには違いありません。その変化をどうやって普通の私が起こしたのかをここから述べていきたいと思います。(本書より)

今やすさまじい勢いで職場や地域で活躍されています。そのためには深く悩み、準備する期間が必要だったのではないかと思います。そして旦那も読め!

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育児はセミナーよりも役に立つ!療法士として大切な事は子育てが教えてくれた / 平田由美

ゆみっぺさんからは育児から学んだお話。

ってめちゃめちゃおもろいやんwwww

本書ではゆみっぺさんの葛藤から得た、人との関わり方が語られています。

しかしそんな時こそ子どもの目線に立ってみたり、今起こっている事に対して目線を変えて考えたりすることで、人としても理学療法士としても新たな気づきを与えてくれるのだと感じています。家族とは自分と違う人間同士が一緒に生活しています。似たもの同士、相性がいい、親子だから、そうはいっても簡単に物事が進むことはありません。時には悩んだり、お互いに傷ついたり、傷つけたりしながら少しずつ努力して作り上げていくものだと感じています。子どもをこの世に迎え入れ、育て、独り立ちするまでの間を見届ける。人の体と心見る療法士にとっては最高に面白い体験となり研究となるはずです。(本書より)

ちなみにゆみっぺさんは本書での挿絵も担当してくださっています。挿絵最高なんだよね~本当に!

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あなたがいないからそばにいて / 喜多一馬

僕からは家族が入院したとき「医療者の関りめっちゃ良かってん!」って話。すごい医療者たちから実際のケアを受けて、本当に感動したことが今の自分を作っています。

「患者さんの気持ちになって考えてみよう」というアドバイスはよく耳にするものです。しかし、頭で理解し、出来ていると思っていても、本当に患者さんの気持ちになることは出来ません。それでも患者さんの気持ちになってみることを繰り返すことでしか、患者さんの気持ちに近付くことは出来ません。(本書より)

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第4章:チーム運営コミュニケーション
圧倒的リーダーの次の人 / 中山陽平

さて、中山社長のお話です!

中山さんは圧倒的なリーダーである社長の次に社長となった、自身の経験が赤裸々に書いてあります。社長ならずとも、リーダーや管理職になる方には必見の文章です。

いろいろと偉そうに経験を語りましたが、そうはいっても、まだ社長になってわずかな月日しかたっておらず、人と人との関係性作りは一朝一夕によるものではないと日々痛感しています。私のようなコツコツと積み重ねることが苦手な人間は、日が昇る度にスタッフとの関係性を見つめ直し、自分は相談したくなる人物かという事を考えなければなりません。でも、そうすればきっと圧倒的リーダーではなくてもスタッフはあなたを信じてくれます。(本書より)

いやね、ぼくは社長って存在のイメージが中山さんによって覆りました。中山さんがコツコツと自己研鑽を重ね、常に良くなる方向に考えているのです。そして働きやすいようにしてくれている。ううーん、なんか感謝だよ~!

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第5章:動機付けコミュニケーション
5分で確変!超面談メソッド / 鯨岡栄一郎

きました!鯨岡先生!今回は「これまでの書籍や連載で書けなかったやつを出すよ~ニヤニヤ」と言ってたのですが、マジで出てきました!

私は研修会やセミナーにおいて、いつも最後のパートで、5分間コーチングのデモンストレーションを行ってきた。これがすこぶる評判が良く、「こんなふうに変わるんですね!」と驚き、一目瞭然に感じていただける。この面談スキルは、非常にシンプルだがパワフル。多くの人が使えるようになれば、もっと喜ぶ人が増えるのではないか、そう考えた。それは決して難しいものではなく、いわばテンプレートのように、その通りになぞれば、使うことができる。しかも、たった「5分!」という時間にこだわった構成にした。準備はいいだろうか?さぁ、一緒に学んでいこう!(本書より)

なんですか、このパワフルな文章は…!鯨岡マニアとしていくつもの文章を読んできた私としても、ここまで鯨岡節がさく裂した文章を読んだことはありませんでした。文章にもにじみ出ている人間力をご堪能ください!

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第6章:コミュセラジオ・コミュセ座談
不確実な自分との付き合い方 / 細川・鯨岡・喜多
療法士として興味のある分野の見つけ方 / 細川・鯨岡・喜多
患者さんを一人の人として関わろう! / コミュセラメンバー

最後は対談をまとめております。1~5章とは少し違ったテイストで、会話感覚で楽しめるように編集しております(*'ω'*)!

喜多:質問を紹介します。【「療法士として自分が興味のある分野が分かりません】とのことです。お 2 人の意見を聞かせてください。のことです。
細川:僕も分からないです。
鯨岡:僕も分からないです。いや~これはね、迷宮入りするような疑問の持ち方ですよね。
喜多:そうなんですか!(笑)

冒頭からどう展開するのか、全然予測できません…が!めちゃめちゃためになります。というのも、お二人はコンサルもされていて、人を導くことにめちゃめちゃ長けているのですよね。全国の悩める療法士代表のぼくが遠慮なくあれこれ聞いているので、参考になりますよ、本当に!

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表紙イラスト

ゴリポン!

イラストに説明を加えるなんて野暮な話ですよ!最高のイラストをいれてくれました。信じられないだろ…これがゴリポンなんだぜ…

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ということで、アマゾンにて2019.3/4発売です!

関連イベントでは、アマゾン価格よりもかなりお安く買えます。お時間ある人はこっちに来て、買った方がお得にもほどがありますよ!

アマゾン
イベントページ

そんじゃーね!







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