ドッグトレーニングはどうする?

仔犬を迎えたら、しつけ教室/トレーニング施設/犬のようちえん等に通わせてお利口さんになって欲しいという飼い主さんもいることでしょう。

そうした施設でトレーニングを任せることも悪いことではありません。
が、施設側が何を教えるかというと『飼い主の心得』です。
あまりにも施設に丸投げしようとする飼い主さんが多いのが事実です。
週に1回とかで覚えるわけないですから、飼い主さんが家で教えることの必要性が重要だからです。

なーんだ施設に頼るだけでは難しいのか、と思うでしょう。
その通りです。

自分では教え方が分からない、本や動画を見ても上手く教えることができない、そういうこともあるでしょう。
『仔犬を迎えたら』に書いた通りの基本ができれば他のことは苦労が少なく教えることができるのですが、
ドッグトレーナーや訓練士にも頼りたい飼い主さんのために、どういうとことに通わせるか、その選び方の観点を紹介します。
比較になってますが、どちらもメリット・デメリットはあります。

1.個人経営か多数のトレーナーがいるところか
個人経営は当然ご自身でも犬を飼い、おこなっています。
生業としているのですからトレーニングに長けているのは間違いありません。
評判の良し悪しはあるでしょうが。
一方、複数人のトレーナーを抱えている施設はどうでしょう?
実はドッグトレーナーは資格がなくてもできます。
動物取扱業の申請のため、最低1人は資格を持ってますが。
経営者やリーダー的な存在が資格を持っていても、他のトレーナーは『自称ドッグトレーナー』でも良いのです。
専門学校や大学を出て、犬を飼ってなくてもトレーナーになれます。
また、ペット業界は報酬が低いので出入りが激しいのが実情です。
複数人いる施設では、どの程度の人数・年数の経験者がいるかどうか必ず聞いて判断しましょう。

2.室内か屋外か両方か
室内のみ、屋外のみ、両方、施設によって異なります。
室内の場合は、床が滑りにくい材質かどうか、必ずチェックしましょう。
ホームページではクッション性の良い材質です!となっていても経年劣化で硬くなり滑りやすくなってる施設もあります。
仔犬にとって滑りやすい床は成長や関節への負担に大きく影響しますので、必ず見学してチェックしましょう。
屋外の場合は凸凹度合をチェックしましょう。

3.知識
トレーニング施設は『トレーニング・しつけのための施設』です。
そこに関しては長けてるのは当然です。
しかし、それ以外のことは実は知識に乏しい施設が多いです。
仔犬を迎えれば、食事のこと・病気のこと、色々相談したいことがあるでしょう。
そうした知識がどの程度あるかチェックしましょう。
例えば、
食事に関してはどんな食材が何に影響するのか聞いてみましょう。
ただ高額なフードが良いとか、取り扱っているメーカーが良いというような施設はやめましょう。
病気に関しては、提携病院があるからとういう逃げ言葉を使うところはやめましょう。
せめて関節や胃腸に関することくらい答えることができる施設を選びましょう。


余談ですが、室内のみの場合でも『散歩の有無』は聞きましょう。
犬にとって日光浴は重要です。
室内のみでのトレーニングやドッグラン的に遊ばせるだけの施設は、私なら選択しません。

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