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G.W.最後の日に小学生の娘とブレーブ・ボードに挑戦した結果

ガゴッ、ボン。

「いってーーーー!」

自宅の駐車場で、小学生の娘と一緒にブレーブ・ボードの練習をしていて、私が転んだのだ。

ブレーブ・ボートとは、スケートボードに似た板状の乗り物だ。板に車輪がつけてある。スケートボードは4輪だけど、ブレーブ・ボードは2輪しかない。だから、安定して走行するためには、自転車と同じようにある程度のスピードが必要になる。2枚の板が左右に連結されていて、それぞれを独立して前後に動かすことができる。この前後運動で加速するのだが、これが難しい。

後ろ足に体重をかけた瞬間にボードの前輪(左輪)が浮き、制御不能になってボードを思いっきり前に蹴りだす格好になってしまった。足元をすくわれた形だ。ちょうどテーブルクロスを力一杯ひっぱったら、その上に置いてあるワイングラスがその場でひっくり返るように。

右腕と右肘、右臀部を強打した。あまりの痛みに悶絶する。

とりあえず、手を握ったり開いたりするできることを確認。手のひらを右回転・左回転することもできる。骨には異常はないらしい。でも、衝撃のせいか、腕以外の体が動かない。娘も心配して近づいてくる。3分後にようやく立つことができた。幸いにも打撲だけで済んだようだ。

子供が安全に遊んでいるのを見守っているだけで良かったのだが、ちょっとした挑戦心が芽をだしてしまった。結果がこれだ。

最終的には、まっすぐに走行してカーブするところまで、できるようになった。娘は、もっと上達して、ボードを加速することと、8の字に走行することまでできるようになった。子供の成長とは早いものだ。

歳をとってけがをした親といえば、あれから数時間たった今でも、まだ右腕が痛い。

怪我のリスクと引き換えに手に入れたものは、3つある。ボードを乗る爽快さと楽しさ、娘との絆、何より、挑戦することの楽しさを娘と共有できたこと。

私のような良い年した中年オジさんでも、ブレーブ・ボードは楽しめる。それほど運動神経は良い方ではない。自転車に乗るより少し難しい、程よい難易度と達成感が味わえる。

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