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板タブレットから液晶タブレットへ


はじめに

昔描いていたイラストを見直していて、最近何か物足りないなぁ…あの、前に描いていた板タブレットの描き味が懐かしい、と思ったので、液晶タブレット、板タブレットそれぞれの良さを思い起こすに至りました。

摩擦係数の違いと作風の変化

wacomの板タブを使っていた頃は、普通のコピー用紙をタブレットに敷いていたため、コピー用紙+自作の綿棒ペン先で描くときには結構な摩擦がかかっていました。そのため、この時期のイラストは筆で描くように、線の強弱を楽しんで線をひいていました。


液晶タブレットにしてからは、ダイソーで買ったざらざらテクスチャのフィルター+自作の綿棒ペン先で、板タブを使っていた頃よりははるかにツルツル滑るようになりました。
しかし手元の画面を見ながら狙った場所に線がひける。これが大きくて、この時期のイラストは、下書き抜きの一発描きで相当綺麗な線がひけるようになりました。

馬鹿にできない中国製液晶タブレット

私の感覚ではタブレットと言えば日本製のwacom、ということで長らくintuos5を使っていたのですが、おそらく稼働期間5年ほどでHUIONの液晶タブレットに買い換えました。時代の流れ等もあるのやもしれませんが、

・日本製wacom板タブレット intuos5
購入時(2012/9) ¥27.000 筆圧感知レベル 2048

・中国製Huion液晶タブレット kanvas13
購入時(2022/1) ¥29.000ほど 筆圧感知レベル 8192

 と、非常にスケールアップしていることが分かります。というか、私の感覚だと液晶タブレットは数万するのが普通だったので、今の時代だとこんな値段で手に入るのか!と感動の至りでありました。

【結論】タブレットは定期的に買い換えようぜ!

液晶画面にそのまま描けるのが感動したのはもちろんのこと、筆圧感知レベルがおおよそ4倍。これが有難い。
もちろん作業するときに二画面になるので、メインモニターの方にも資料を広げることができます。単純に作業スペースが広がります。

描き味のよいテクスチャつきの液晶フィルターのみダイソーで¥500程で定期的に買い替える必要がありますが、(使っていると表面の凸凹がとれ、つるつるになってしまうので)それ以外のペン先はワコム同様綿棒で自作できますし、日本製タブレットwacom一強だった時代と違って、中国製の液晶タブレットも馬鹿にならないなぁと思った出来事です。

ペン先の自作には、無印良品の細軸綿棒を使っています。コスパ良しです。


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