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【感想】『ほんものの魔法使』

Based on the novel
THE MAN WHO WAS MAGIC by Paul Gallico
Copyright (C)1966 by Paul Gallico
Licensed by Mathemata Anstalt c/o Ensemble Entertainment through Tuttle-Mori Agency,Inc., Tokyo
原作/ポール・ギャリコ 脚本・演出/木村 信司


これでもかと言う美形を摂取しました笑
チケットには恵まれませんでしたので、配信を視聴致しました。
配信って、本当に素晴らしいコンテンツですね。
それでは、取り止めもないネタバレありの感想を綴ります。





原作本もゲットして、途中まで読んで
読了できないままに視聴しました。

優しい温かい人柄のアダム、癖がない
正統派の主人公を好演している朝美絢さん。
普通の人間なら、そのカメラアングルは事故!みたいなものも、軽々と超えてくる。
美人っていい。どのお衣装も素敵。
身だしなみマシーンは、あまりにイケメンすぎて動揺しました笑
シルクハットとブラウンゴールドの燕尾服が個人的に好き。
この方の笑顔って、慈愛に満ちていて観ているだけでしあわせな気持ちになる。
ポエムになりそうなセリフも、リアルさがあり心に沁みました。

ジェインの野々花ひまりさんは、fffに続いて身内から虐げられるお役。
演技力がある方ですね。心底、しんどくなる。
可愛らしいお洋服や、容貌に癒されるのだけど、役が持つ暗闇の部分を注視しすぎてしまうのは自分の癖なんだなぁと見終わって感想を書きながら実感します。

モプシー犬は、美形の縣千さん。イヌの鳴き真似がうますぎる笑
彼女がいる場面は、ほのぼのしました。生き生きとしたダンスがまさにご機嫌なワンコで可愛かった。
それならの、ラストの燕尾服とのギャップが凄い。
引き出しが多い方ですね。次作も楽しみ。

蜂、蝶、牛、ニワトリ、モプシーと色んな擬人化を楽しめました。みなさん、とても華やか。
役者さん達が、役を作り込んでくれたおかげでファンタジーの世界に浸れました。

研2の、華世京さんが華やかで歌も演技も良くてびっくりしました。これから輝いていく人を見つけた感動というのは、みなさんあるよね。変な格好にメガネでも、美しさが隠れてない。

彩みちるさん、チャイナ服もだけどニワトリがキュートすぎた。あんなに可愛いニワトリいない。

壮海はるまさん、麻花すわんさんはお顔がすごく好みなのでつい目で追います。雪組さんは、前トップコンビ(と、いうのもまだ辛い)の大ファンだったので、下級生もお顔が認識できる方が非常に多い。
これからも、楽しみに観劇したいと思います。

ストーリーに関しては、原作が持つ風刺や皮肉みたいなものが下敷きにあり
宝塚的な華やかさで、なんとなく薄れさせているけれども…これは好みが別れるところですかね。

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