草野虹さん著・編の、音楽同ZIN誌『Bad Apple』読み終わりました。

草野虹さん @kkkkssssnnnn が作られた自主音楽誌、読み終わりました。

1番共感した部分は、発信手・受取手・表現者の間がとっても風通しが良くなったことだと思いました。

冒頭のご家族の指摘の話も等身大でよく、シティポップスと郊外との評論も色々と頷きました（何しろ自分が夏に向けてつくっている同人誌のテーマと凄く繋がっていて！）

個人なのに数バンドへインタビューもされてて、そこからの音楽の話は、昔からよくあるレコードショップのフリー冊子で読むそれよりも、ずっと自分にのこるものでした。やっぱり、顔の見えることと、対価を払うことって、クリエイティブなことをする上で大切なことなんだなぁと改めて・・

以前、川崎でお会いした時に感じたDIYな気持ちは、純粋にすごいなぁと思いました。そのエネルギーが今回形として出来、またそれがこれからも続いていくようなので、その実際的な動きにはさすがだなとも。素の草野さんの思いは、普段奔放とされているツイートの中だけをみても、中々みえないんですよね・・そういう方は、他のTwitterでの能動的なフォロワーさんも同様だったりします。実際にお会いすることや、その方が形として作られたものを知ることで、自分の視界もどんどんと上向きになれるのかなと個人的には思ったりします。

また、第三者に校正をしてもらい、デザインも依頼されたということで、前号であららと思った部分が全て改善されたのも流石です。見習わなきゃです・・

※「ちなみに、校正は @shima_10shi に大方やってもらったけど、デザインはオレがだいたい考えたよ」と草野さんからリプライ頂きました。失礼しました！しまさん @shima_10shi は、レビューサイト「DAIM」、ネットレーベル「Stripeless」などを運営している方です。

ただ若干送料や振込料などでお値段がかかってしまったのはしかたないですが＾＾；個人的にはどこかで実売をされる機会があればいいなぁと思いました。記事内にもあったのですが、表に出てこないような色々なインディバンドが集まって、そこで同人即売会のように音楽即売会が行われれば、こういう意欲的な音楽誌も顔と顔があって、実際に人々の手に渡るかなと思うので・・

余談ですが、夏にC88で頒布する、サークルこるすとれいんすの「郊外」をテーマにした同人誌にも、彼も参加予定とのことです。どういう切り口で書いて頂けるか、とても楽しみです。