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スパイク・ジョーンズ "her" 公開記念 - 短篇 "I'M HERE - THERE ARE MANY OF US"

スパイク・ジョーンズ「先立つものがなくても幾らでも楽しむことができる、友達と自分の小さな世界が無数に集まるロサンゼルス『群』を、僕は描こうと思った。夜中の2時にどこかの駐車場でたむろしたり、ろくに家具も揃っていない誰かの家に皆で押しかけたりするような、そんなLAを今作の舞台にすることにした」

サントラに映画にアート本がついた豪華本。公開も渋谷で数日展示物と一緒に上映しただけ(と思ったら違った)。

なのでこれも見たことのない人が多いと思う。だけど今作こそ、"her"に繋がっている作品はない。英語ならYouTubeで全編みられる。




ロボットと人間が暮らす世界。そこで恋が。

ふたりで聞く音楽が素敵でしょうがない。

だけど・・・


スパイクがかいじゅうたちのいるところ公開直前に、やりたいことをやっていいとスポンサーに言われてつくった一本。最後は展開がわかるのに、それでも涙を流してしまうと思う。

音楽が最高。こんなにインディ・ロックが詰まった映画、ないと思う。

01 The Lost Trees: "There Are Many of Us"
02 Gui Boratto: "Beautiful Life"
03 Sleigh Bells: "A/B Machines"
04 The Lost Trees: "The Past Is a Grotesque Animal"
05 Animal Collective: "Did You See the Words"
06 Girls: "Hellhole Ratrace"
07 Sam Spiegel: "There Are Many of Us" (Electric Dream Version)
08 Sam Spiegel: "Lonesome Robot Theme"
09 Aska Matsumiya: "Y.O.U."

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