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イラストが急成長した話

総コンAdvent Calendar 2023 25日目の記事です。(ラスト!)


メリークリスマス🎄
みなさんいかがお過ごしですか。
総合コンテンツ制作サークル24年度幹事長になるカラーズです。

幹事長のことは来年書くとして。
デジタルイラストを約1年半前から本格的に始めた私ですが、
今年に入ってイラスト急成長したな!と自分でも感じるので、
なぜ急成長できたかを語ろうかなと。


過去のイラストを振り返る

イラスト急成長前の作品

イラコン1(初めて一枚絵を完成させた作品)
イラコン2
クール女子高生を描こうかと
かっこいい子を描こうかと
当時はうますぎ!と思っていた品(急成長後と比較してみてください)

とまあ、こんな感じです。イラコンの作品は何度も何度も描き直しているのでそこそこいい感じになっていますが、落書きの方はまだまだですね。これ以上にもっと下手な絵がたくさんあります。
(ほとんどの作品がうまく描けなくて、イラコンとかじゃないと最後まで描き上げるモチベがなかった…)
最後の作品は急成長後にもう一度描き直しているので、見比べてください!

イラスト急成長後の作品

可愛い女の子(急成長前と比較してみてください)
シール作りで利用した作品
イラコン4

急成長後の作品はいかがでしょうか。急成長前の比にならないほど上手く描けているのではないかと…!
とはいえ、急成長した結果、イラストに対する目が肥えてきたため、急成長後の作品でもまだまだ直すところがあるなと感じています。
このような考え方になったのも成長の証ですね。

なぜ急成長したのか?

さて、本題に入りましょう。
イラストが「成長した」ではなく、「急成長した」要因があります。
イラストを毎日描いているような私でありませんが、
この要因に気づけなかったらずっと成長できなかったなと思います。

要因1:イラスト制作への偏見を見直した

急成長前はイラストを制作するとき、「何も資料を見ずに描くのが普通」だと考えていました。イラストが上手い人はみんな、頭の中で想像した事をそのままイラストに落とし込むことができる、と思っていたんです。
そのため、私は頭の中でキャラクタにポーズを取らせ、頭の中で服装を考え、頭の中でかわいい顔を描き、それを紙に落とし込んでいたのです。
しかし、実際はプロの方でも資料を見ていたり、周りの上手な友人も写真を見て絵を描いていました。
私は資料を見て描くという、初心者ならば必ずしなければならない作業を飛ばしていたんです。これではうまくなるわけないです。
ではなぜ上手くなるわけないのか?次の要因につながります…

要因2:イラストにおける「気づき」の重要性に気づいた

先ほど資料を見て描かなければ上手くならない。と述べましたが、これはなぜでしょう。それは、最初は手本が無いとどこかおかしいか気づけないからです。例えば数学の問題を解くとき、答えも見て確認しなければ、どこが間違っているのか、なぜ間違えたかを確認できません。つまり、解きなおしをしなければその問題を解けるようにならないのと同じで、イラストも資料との比較をしなければ上手く描けるようになりません。
イラストは数学と違って答えがあるものではありませんが、プロの絵や実際のポーズをしてみたらどうなるのか、といったものと比較することで自分の中の正解までどのようなプロセスを踏めばいいのかの「気づき」を得ることができます。
そのため、最近のイラストは資料を描きたいイラストに似ている作品をたくさん用意したり、実際に同じポーズを取って写真を撮ってみたり、服などの商品の写真を集めたりして、イラストを描いています。

要因3:イラストを理論的に描いた

先ほどの「気づき」があることで、たくさんの知識を得ることができました。そのため、例えば「顔を斜めから見たとき、左右の目の位置は、それぞれ大きさが違くて、目は一個分離れているのが基本で、斜めから見ているから耳との距離は少し離して、この位置だ!」といった風に、全体とのバランスを見てなぜその位置なのかを説明できるようになりました。これをしていると、イラストの再現性が向上し模写も上手くなりました。
いままでの模写では、人のパーツとパーツの距離を目測して、なんの意図もなく「おそらくこの辺に目が来るだろう」といった描き方をしていました。その結果、何度も何度も描かなければ上手く模写ができない…という状況でした。
今では、ボールペンを使った一発描きでもそれなりに模写を描けるようになりました。

最後に

こんな感じで、なぜ急成長したのか書きましたが、より具体的に何に気づいたのかは色々ありすぎるので書くのをやめときました。
イラストはとにかく「気づき」が大事です。人の絵を見て分析しまくることで自分の思い描いたイラストが描けるようになるでしょう。

とまぁ色々言ってますが、まだイラスト中級者になった(?)くらいのやつが上から目線で語っているので、あまり気にせず楽しく絵を描いてくれたらなと思います。
楽しむって最強です。

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