顆粒膜細胞腫 ③MRIはクラブ

初めてのMRIにやってきた。

まずはお着替え。
ヒートテック等も出来れば避けてほしいとのことで金属類はもちろん、下着も飾り等のないものが良いかと綿のおパンツに綿のカップ付きキャミ。
メガネはギリギリまでかけてました。

いざ入室しMRIとご対面。
室内には「♪スッチャッ♪スッチャッ♪スッチャッ♪」とリズミカルな爽やかなリズム音。冷却装置の音だそう。
技師さんもとても優しく丁寧。
台にエスコートして頂き横になる。
お腹に重りを乗せられるが重く苦しいことはない。
イヤホンとブザーを渡され、「音楽が流れてます、ぼくの声はここに届きます。何かあればこのブザー押してね」と言われたので装着。
優しいオルゴールの音色が流れていた。
「慣れたひとは寝てらっしゃるかたもいますからね〜」だそう。


結論:寝れねえよ。

スッチャッスッチャッガガガガー!ガー!ガガー!スッチャッスッチャッ
みたいなリズミカルが時々変則的になる、不協和音みたいなクラブ。へたくそなテクノを聞かされるクラブ横の工事現場。
目を閉じていたが途中半目をあけてみた。
目の前に迫る(動いてないけど)機械の輪っか。
これは閉所恐怖症のかたはキツイかもしれん。
終わるまで動かず、目を閉じ、へたくそなDJを想像した。がんばれDJ。

「あと30秒で終わります〜」とクラブの後ろから技師さんのレスポンス。(イヤホンからかすかに)

DJ頑張ってプレイした。よく頑張ったDJ。
MRIは動かないのがいちばん。キレイに撮れたそう。

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