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新年に清水の舞台から飛び降りた話~LeicaQ2を買った~

なぜこうなったんだろう。手元には燦然と輝くLeicaQ2。
そして、手にした幸せと引き換えに、60回分割ローンを背負うことになった。

幸せのLeica Q2

前々から、いずれはLeica欲しいなぁとは思っていた。そう、いずれは。

私のメイン機はSONYのα7Ⅲ。それに20mm単焦点をつけて撮るのがお気に入りだった。広角の写真が好きなのだ。

ただ、それと同じくらい動物園や水族館で動物の写真を撮るのも好きだ。その際には望遠が必要になる。その望遠はTAMRONの28-200mmを手に入れることで解決した。

しかし、状況が変化したのだ。野鳥撮影が趣味だった末期癌の父に買ってあげたOLYMPUSの300mm単焦点レンズを、父が他界したため母が私に使って欲しいと言ってきたのだ。父が設定したカメラとともに。

そこで私は、広角側を軽いカメラにすることを考えた。もっと端的に言うとα7Ⅲには父のレンズが使えないので、これを機にGRⅢにしようかなと考えたのだ。
GRⅡはずっと使っていて、大好きなカメラだった。ただα7Ⅲの軍資金にするために売ってしまった。

父のカメラに広角をつけることは考えなかった。なぜならマイクロフォーサーズ。センサーサイズの問題で、私が気に入る画角まで広げるレンズを考えると、ちょっとそれは無いな、と思ったからだ。

そこでふと思った。GRⅡを売ってα7Ⅲを買い、α7Ⅲを売ってGRⅢを買う。なんなら今まで比較的短いスパンでカメラを売っては買って、を繰り返している。もっと腰を据えて1つのカメラと向き合った方がいいのでは・・・。

そんな時隣で夫が、「もうこれ以上はLeicaしかないな。Leicaが行き着く最終のカメラって感じがする」というようなことをいった。

ふむ。Leicaか。欲しい。欲しすぎる。
気がついたらYoutubeでLeicaを検索していた。そんなときあるYouTuberさんが2023年1月20日からLeica製品値上げ、という動画を上げていた。

心は決まった。LeicaQ2を買う。

α7Ⅲと2本のレンズは合計18万円で売れ、それを頭金にLeicaQ2を購入した。カメラは北村写真機店で買うと決めている。下取りに出すと査定額10%アップされるし、周辺機器もコーディネートしてくれるからだ。それにポイントがつく家電量販店より安い。ポイントより安い方がいい。

そのほか多少の値引きがあったが、無金利60回分割で私はLeicaQ2を手に入れた。

60回=5年。この5年は絶対にこのカメラを売らないで、このカメラと向き合って写真を撮りたいと思ったのであえて分割を長くした。本当はもう少し短くても買うことはできたと思う。でも、今までの私はいろいろ目移りしてしまっていたので、5年同じカメラを大事に使いたいと思った。

というわけで、新年に清水の舞台から飛び降りる級の決意をした話でした。

Laica仲間の皆様、よろしくお願いいたします!


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