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初めての登山用ケトル

登山って、体温調整が肝だ、ということを冬山を経験して実感した。滅多に雪の降らない温暖な気候である和歌山の低山(1000m以下の山)でさえそうなのだから、寒い地域の山はなおのことだろう。汗をたくさんかいて登り切ったあと、山頂での休憩で急激に冷え込む。さらに冷たいお弁当でお腹まで冷える!結果、体力を奪われて下山で膝痛再発!

このルーティンを避けるべく、休憩中はなるべく体を温めるアウトドアギアで寒さ対策をしっかり取ろう!との思いで、火力が比較的強く、風にも強く、大きな鍋でも使えるバーナーを購入した。バーナーはアウトドア専門店の店主にアドバイスをもらって厳選したので間違いなかろう。次はカップラーメンやホットコーヒーを飲めるよう、ケトルだ!と、ケトルを夜な夜なネットで物色していた。

登山愛好家のサイトのレビューなどをかなり調べ上げて、重さや容量、耐久性やサイズ、用途などなど比較して迷うこと一週間。結局購入したのは、どこのランキングにも上がっていなかったが、amazonのレビューでは高評価だったsnow peakのケトルにした。

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ん?ケトル?鍋?どっちなの?というフォルム。そう、これは鍋としても使えるケトルなのだ。しかもスノーピークのプロダクトとしては、比較的お安いお値段!お湯を沸かすのはもちろん、袋ラーメンを煮たり、レトルトカレーを温めたりもできる。ただ、欲張りなだけにちょっぴりサイズが大きいのが気になるところではある。以前、「山と食欲とわたし」という単独登山女子の漫画で、主人公のあゆみがポールウィンナーをぶっ込んだラーメンを山の上で作って食べていたのをみて、ずっとそれに憧れ続けていたわたし。このケトルなのかクッカーなのかよくわからないやつなら、わたしの願いをかなえてくれそうだ。というすごく単純な理由でこれを購入することにした。

で、手元に届いたので、早速、バーナーに乗せて早速お湯を沸かしてみた。

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緑色のは、バーナーが入っているケース。

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さすが、デカ目のバーナー。安定感抜群。

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イワタニの登山用ガスボンベ25Gがぴったり入る!と思いきや、、、、

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ガーン。蓋が閉まらない!惜しい!これで蓋が閉まったらバッチリだったんだけどなぁ。登山ではいかに荷物を小さくまとめるかが肝だし、わたしのように小柄で登山初心者にありがちな膝痛の洗礼を受けている身としては、欲張りすぎたかもしれない、、、。あくまで、重量とサイズ感がね。でも、山の上での美味しいご飯を色々と試してみたいので、低山の中でも低山のゆる登山で色々と試して慣らしてから、本番に備えよう。

夢が膨らむ。いや、夢と妄想ばかりが膨らむ。

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