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BTS ⊃ テヒョンさん ⊂ ウガ



ウガ in the SOOP、全編を通じて緩やかで優しい時間が流れていた。
彼等5人が本当に仲が良くて、本気で束の間の休暇を楽しんでることが伝わってきて、
見ている私もその優しい時間を一緒に過ごしているようで最高だった。


企画:V


この旅の企画はテヒョンさん。
突然HYBEに企画が持ち込まれて、翌日にはロケハン、その翌日には1話で放送された会議、その翌々日?には3泊4日の旅に出発。
普通はあんなスターを集めてそんな突飛な提案できる筈ないんだけど、
世界中でキムテヒョンさんだけが可能だったんだと思う。
だってウガのみんなで旅行に行きたいから。
兵役明けのヒョンシクさんを喜ばせたいから。
テヒョンさんの原動力はいつだってシンプルだ。
ヒョン達はSOOPがどういう番組かは知らないと思うけれど、
とにかくやってみよう、って乗ってくれる懐の深さ。
あのタイトな日程で企画を実現するスタッフの機敏さ。
ただ5人が仲良く楽しむための4日間は
見ている私達にも大きな癒しと笑顔をくれた。
ウガの5人と番組に携わったスタッフの皆さんに感謝しかない。

ダウンが燃えても楽しそう



みんなの為に朝食を作るテヒョンさん


私達ファンはBTSのSOOPでもかなり素に近いと思われるテヒョンさんを見てきた。
でも今回のウガのSOOPではその時とは少し違うテヒョンさんが見られたような気がする。

BTSのSOOPの時もおこげとか、ジュースとか、デザートとかを作ってメンバーに振る舞っているんだけど、
今回は最終日の朝食に頑張ってエゴマのスジェビを作っていた。
多分、初日にソジュンさんが「美味しく食べてくれると幸せが倍増する」って言ってたのを聞いて料理をやってみたくなったんだと思う。
ちゃんとレシピも見て、計量もして、すごく頑張ったんだけど、
どうやら味が濃くなっちゃった模様。
ヒョン達は疲れて味が分からないと言いながら、
それでも美味しい、でも熱いからお水を足すなんて言って、絶対に不味いとは言わない。
見ているこちらが笑ってしまう位、絶対に、だ。
テヒョンさんはちゃんと「美味しいって言って貰うと嬉しいね」ってソジュンさんに伝えていた。
こんな人、可愛いに決まってる。

バンタンとウガの違い


もしバンタンだったらどうかな。
みんな美味しいって言ってくれると思うけど、
料理上手の長男次男あたりは
「ヤー、テヒョンア、ちょっと水の量が・・・」って笑いが堪えきれなくなっちゃうかも。
マンネは「美味しいけど後もうちょっと・・・」なんて言うかもしれないな。
そしたら、テヒョンさんはちょっと拗ねちゃうかもしれないな。

こう考えるのは、バンタンのメンバーが冷たいとか、仲が悪いなんてことじゃない。
バンタンは10年以上ほとんどの時間を共にした本当の家族、兄弟、何の遠慮もない関係だから私はそう思うのだ。
7人の中でなら、誰でも得意不得意があるって分かってるし役割分担もできてる。
テヒョンさんやナムジュンさんはできる料理はちゃんとするけど、基本はお皿洗い妖精担当。

むしろウガの方にはお互いへの配慮を感じる。
これももちろん関係性が薄いなんてものじゃなくて、大人になってからの友人は誰だって配慮しあうものだと思うし、
5人は自分の気持ちよりもまず人の気持ちを慮る性格の人達だと思う。
その中でもテヒョンさんだけすごく歳が離れているから、ものすごーーく甘えられるし、
同時に相応の大人としての対応もちゃんとできていて溶け込んでいるということ。
バンタンとウガ、どちらにもテヒョンさんの温かい居場所があるってとても素晴らしいことだと思う。


ウガのテヒョンさん


そう言えば、ヒラメ釣りだってバンタンだったら行く派と行かない派に分かれそうで、
そしたらテヒョンさんは行かない派だったんじゃないかな。
ソジュンさんが飲み物を準備してたとき
いらないって言った後でみんながコーヒーを飲むことを考えて、
自分も足並みを揃えたくてやっぱりお茶が欲しいって言ったんじゃないかな。
ちゃんとグループの一員として溶け込もうとしてるのが分かる。
本当は、歳が離れてるから難しいのにね。
30代の健康の話なんかするのはまだちょっと早いのに。

そのくせ、寝起きのぽやぽやのままヒョンシクさんに抱きしめられにいったり、
ソジュンさんの脇で冬の子熊みたいな顔ですっかり安心して眠ったり、
ふざけてベッドにダイブしたり、
ヒョンシクさんがイケメンでびっくりしたと言う話題には「僕は?」とおねだりまでして、
可愛いマンネらしさも全開。
4人のヒョン達はそんなテヒョンさんのことが可愛くてたまらなくて、やりたいこと全部させてあげたいんだって伝わってきた。
きっと同じ芸能人として、バンタンの一員であることがとても過酷だと良く分かってるから
テヒョンさんが鎧を脱いで安心できる場所を作ってあげたいと心から思っているんだと思う。
だからこそ、ただの友達と呼んでくれるのだ。

背伸びをして真ん中に収まるマンネ



早速翌日には酒の肴に

テヒョンさんが泣いた時のことを書いたとき、
10年後も20年後も酒の肴にされそうと書いたけれど、なんと初回の酒の肴は翌日だった。
一流の俳優による泣き真似は、無駄に上手すぎる。
まるで魔法のように昨日の涙の記憶に笑顔の記憶が上塗りされた。

テヒョンさんはどうして泣いたのか分からないと言ってたけど、
本当に分からないのか、あの優しい時間が涙の理由まで流してくれたのかはテヒョンさんのみぞ知る。
理由もなく流れる涙が最も正直で、心が必要としてることだと思うから、
そんな涙を流せたことは、
それをウガの友達に受け止めて貰えたことは本当に良かったと思う。

尊敬する優しいヒョン達に囲まれて、
ヒョン達の真似っこをしたりして、
テヒョンさんらしく天真爛漫に過ごすこと、
普通の体験をして少しずつ大人になっていくことがここでのテヒョンさんの役割なのだ。


優しいヒョン達


ヒョンシクさん

寝起きのテヒョンさんを抱きしめるところ、
泣いた翌朝のバックハグ、
船から落ちそうだと手を取るところ、
数えたらキリがない程スイートなリアル王子様、
・・・というか、最早リアルオンマ。
ヒョンシクさんは誰より楽しそうに笑っていて、
その優しい笑い声がいつも場を明るく照らしていた。
そして甘い歌声は、テヒョンさんとの声の相性も抜群で、二人のハモりをもっと聴きたい。

ピークボーイさん

いつも周りに気を配っていて、進んでおとぼけもしてくれるもの凄く優しい人。
テヒョンさんが仕事をしてる時がカッコよかったって言ってくれて、
テヒョンさんがどんなに嬉しかったかと思う。
そう言うことを素で言ってくれる人。
最後に「ポラロイド」を作ってる過程の、
真剣に仕事をしているピークボーイさんも凄く素敵だった。
193cmもあるのに、あんまんを喜んで食べる姿も、
激しく揺れる船でウシクさんと「チュソンハムニダ」する姿も可愛すぎた。

ウシクさん

本人は可愛く見られるのから卒業したいらしいけど、それは無理なくらい可愛い姿を沢山披露してくれたウシクさん。特に照れた時の口元が極上。
可愛いけど、テヒョンさんに対しては凄く頼れるヒョンな所もあって、本当の兄弟のよう。
テヒョンさんが涙をみせた時にウシクさんがかけてくれた言葉は、きっとテヒョンさんの一生の宝物になると思う。
それにしても、テヒョンさんからの寝起きの「ちゅ」は世界中のテテペンさんの羨望の的。
テヒョンさん、何てことしてくれるんだ。。。

ソジュンさん

何でもスマートにこなし、長男というよりはアッパな位頼れる人。
「花には咲く時がある」
そんな名言をさらっと言う。
花郎のときテヒョンさんが演技の事で頼ってくれて嬉しかったって、
自分も大変だったのに親切に助けてくれた上にそう言ってくれる。
料理は自分が率先してやって、仲間にじゃがいものマッシュとかコーヒーを淹れるのをお願いして、気を遣わせないようにする大人の気配り。
グループの中心、精神的な支柱はソジュンさんだと分かる圧倒的包容力。
この番組を見なくても知ってたけど、素敵すぎるな、パクソジュンさん。


全員バラバラと似た者同士と


バンタンは全然違うバラバラな7人が集まって、
時にはぶつかったり、仲直りをしたり、
泣いたり、笑ったり、汗を流したり、
一人になりたくてもなれないほど濃密な長い長い年月を重ねて
お互いになくてはならない大切な存在になった。
前回も書いたように、固く円陣を組んでお互いを守り合うような。

でもウガは違う。
テヒョンさんが言うように、全員似た者同士。
テンションはちょっと低めで、長閑な陽だまりのような人達。
旅行にでればお揃いのパジャマやルームウェアに渾名を書いちゃって、
ちょっと小さめの声でOK、OKと認め合い、
誰の部屋なんて概念を飛び越えて並んで眠りたい仲良しの5人組。
一緒にいられる時間があまり多くないからこそ、
この時間をみんなが大切にしている親密な雰囲気。

そのどちらもとても大切にしているテヒョンさんは釣りに行けばジンさんの気持ちが分かると言い、
気分が良いとホソクさんに電話して
「身内」から「友達」に挨拶して貰って、
「楽しんでおいで」なんて言って貰ってる。
テヒョンさんにとってバンタンは「家族かな?」じゃなくて、「家族」なんだなと腑に落ちる瞬間があった。

バンタンとウガ、そのどちらもがテヒョンさんの安心できる場所で、
テヒョンさんはそのどちらの「集合」にも含まれていて良いバランスがとれているんだな、と感じる。

こんな素敵な家族や友達を作れるのが、
私の推し、キムテヒョンさんの凄く素敵なところ。
可愛くて、好奇心旺盛で、無垢な心で人に飛び込んでいけるテヒョンさんは、やっぱり天使だと思う。
そしてチャプター2を迎えた今、ウガだけじゃなくさらにテヒョンさんの温かな交流が広がってゆく。
それを見せて貰うのが今からとても楽しみだ。

また友達と楽しい旅ができますように。



エゴマのスジェビの水加減

話は戻ってエゴマスジェビの件。
あのね、テヒョンさん。
紙コップで計量していたけど、まずソジュンさんが言ってたように計算がおかしいし、
字幕によると1杯180ccで計量してるようだけど
そもそもあの小さなカップに180ccも入るかな?
出来上がりはすいとんと言うよりはニョッキみたいだったけど、作りたかったのはああいう食べ物なのかな?
・・・そこだけは、ちょっと、ちょーーっとだけ、気になったよ。
いや、勿論テヒョンさんが心を込めて作ったものが不味い筈なんてないんだけど。
みんなのために頑張って作ったことが素敵なんだけど。

でも、身体に優しそうな、ほっこり温まりそうなスジェビをメニューに選んだところがテヒョンさんらしいな。
いつかリベンジのスジェビをみんなにご馳走できるといいね。


これからの人生に力をくれる時間

テヒョンさんにとって、実質的なチャプター2の始まりだったであろう今回のSOOP。
テヒョンさんがこれからの人生に力をくれる時間だったと言っていたこと、
その通りだと私達にも容易に想像できるし、
ずっと全速力で駆け抜けてきた彼にそんな時間があったことが、
それを見せて貰えたことが嬉しい。
とても楽しかったし、凄く癒された。

そして、どうか「ポラロイド」の発売を、
ロードムービーになるらしいシーズン2の制作を、
よろしくお願いします。

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