精神科専門医への道　この本を買おう！

さっそく煽りですが、このページを読む先生方、勉強してますか？

第1弾として、「専門医認定試験問題　解答と解説　第2集」で使用されていた参考図書の利用上位の本を挙げていこうと思います。わかってると思いますが、DSMとICDは全員買いましょう。
今後、専門医認定試験問題を受ける先生、どの参考書を買えばいいかわからない精神科ひよっこ達にも参考にしてもらえればと思います。

お金かけたくない人は日本精神神経学会のホームページにある精神科専門医を目指す人のためにってページを見ましょう。ただ、あんまり読みやすくはないです。

唯一のアドバイスですが、

早速紹介していきましょう。

カプラン臨床精神医学テキスト
精神科医が最初に通る本、カプランです。50問以上参考文献に書かれており途中で数えるのをやめました。まあ買って損はないでしょう。

現代臨床精神医学
これもけっこうみんな買いがち。カプランより重くないのでこっちが好き。

現代精神医学事典
正直今回調べるまで現代臨床精神医学と見間違えていました。ハードカバーじゃない6000円くらいのやつを楽天で見かけました。どうせわたしたちは専門医試験でしか使わないので安い方買いましょう。ちなみにわたしは買ってないし、病院にも置いてないので内容はよくわかりません。

専門医をめざす人の精神医学
専門医をめざす人って書いてありますが、それにしては参考文献としての使用頻度は少なめな印象でした。

標準精神医学
学生の頃に買う人も多いこちら。医局で読むと雑魚だと思われそうなので隠れ読みしていました。

精神保健福祉法詳解
わたしたちが一番恐れる裁判にも強くなる、大事な法律の本です。指定医もどうせとるんだから買ってください。

現代児童青年精神医学
児童はあんまり情報がないので心配性な先生は購入してもいいかも。重そうだから（物理的に）わたしは買いません。

精神科研修ノート
もう新人じゃないしと思ってメルカリで売っちゃった。精神科の本ってメルカリでけっこう高く売れるんだよね。

臨床精神神経薬理学テキスト
これ誰が持ってるの？

精神科救急医療ガイドライン
これ前に救急にあこがれてうっかり買っちゃったけど、うちの病院ではあんまり使用頻度高くない。

大うつ病性障害・双極性障害治療ガイドライン
普通に高いし、ネットに全部あるから、わたしは買いませんでした。ネットで見て覚えた方がいいよ。

カプラン精神科薬物ハンドブック
こんなんあったんだ。

臨床精神医学講座８薬物・アルコール関連障害
少なくとも8巻あるのにこの値段・・・
アルコール分野の問題はけっこうこれが参考文献になっていました。

アルコール性障害
安くて逆に心配になる。

摂食障害　食べない、食べられない、食べたら止まらない
初めて見たけどわりとよさそう。参考文献でけっこう使用されており、解答作った先生が好きな本なのか、はたまた著者なのかなと勘繰りました。

認知症ハンドブック
ハンドブックのわりに高いな。

認知症テキストブック
ハンドブックと分けるなよ！！！！

注意欠如・多動性障害　ADHD　の診断・治療ガイドライン
楽天に中古200円で売ってたけど、第2版（現在4版）だった。危ない。

～番外編～
厚生労働省、内閣府、外務省、警察庁、NCNPのホームページも参考文献になっていました。特に厚労省のページの使用率が高かったです。
統計とか福祉関係とか調べるときは利用してみてもいいかもしれません。

あとは精神経誌がめちゃくちゃ使われていましたが、なぜか当院では精神経誌をとっておらず全く内容がわかりません。よくわからん雑誌と新聞とってるのになんでメジャーどころとらないんだよ。

余談ですが、アフィやってないのにアマゾンリンク貼ってます。
まじがちのボランティアです。
そのかわり12回の解答作る予定なのでそれは買ってね。

第2弾は使用上位じゃない参考図書を紹介します！
もしかすると第3弾で1回くらいしか使われていない参考図書の羅列もするかもしれません。