iMac Late2013分解・換装記録③分解から組立

 この記事は分解〜組立です。事前情報では初っ端の液晶の取り外し作業が神経を使うとのことでハラハラしつつ、無事全て終えることができました。

 有難いことに、YouTubeに iMac Late2013 21.5inch メモリ交換の説明動画がありましたので、そちらを横で流しながら作業しました。そのため、私のこの記事では分解手順ではなく主に「素人的に難しく感じたところ」を残しておきたいと思います。

 動画はこちら↓です。
 iMac 21.5inch late2013 分解 メモリの交換方法 - 完全解説・動画


■分解

 分解の過程で難しく感じたのは2点です。

 ①液晶の取り外し作業
 ②コネクタ類を外す作業

 ①液晶の取り外し作業ですが、はじめはピザカッターで本体と液晶の溝をなぞるように、液晶が割れたり本体・内部が傷ついたりしないように徐々に刃を中へ差し込んでいきます。ミチミチ音がしましたがテープが剥がれている音でした。

 カードを差し込む隙間ができてからは、主にカードで剥がしつつ時々ピザカッターを入れるのを繰り返して、地道に慎重に剥がしていきます。カメラ部分はこすらないように。最終的にはカードが1周スーッと通るようになれば取り外せます。かなり指が疲れました。

 液晶を外すとこんな感じ↓です。同時に7年分の埃とも対面です。

写真 2020-06-04 15 27 27


 ②コネクタ類を外す作業についてはピンセットとペンチがあればやりやすいと思います。動画内ではあっさり外しているように見えても実際は外しにくい(というか壊さないか心配になる)箇所も幾つかありますので、動画を止めながら気長にやりました。個人的にはメイン基盤スピーカー側の真ん中あたりにあるコネクタが一番手こずりました。慎重に慎重に......。


 余談ですがネジはこんな感じ↓で管理しました。我ながら便利な紙でした。

写真 2020-06-04 16 28 22


■掃除(動画内にはありません)

 液晶を外し、ある程度分解したところで7年分の埃と感動の再会を果たしました。嬉しいのでダストブロワー(スプレーに細いストローが付いたタイプ)と掃除機で排除します。記念写真を撮り忘れたのが残念です。

 埃が酷かったのは主にファン、下端の排気口付近、液晶の裏あたりでした。ダストブロワーを噴射して出てきたor舞い上がった埃を掃除機で吸う、というちょっと楽しい作業でした。

■メモリの交換

 これは動画にある通り行えば問題ありませんでした。これだけのためにこんなあちこち分解したのか......としみじみします。

■組立

 この過程で個人的に難しかったのはSSDの接続です。接続先のコードが短いのと、スペースも限られているので難しい作業でした。接続先を優しく引っ張り出しながらまずはしっかりと接続して、それから台座に収める形でできました。

 ちなみに、元の内蔵HDDとSSDを入れ替える作業もこの前に行なっていますが、今回購入したSSD(SanDisk製)は厚さが7mmでしたので、何もしなければ元々HDDを包んでいたゴムとSSDとの間に隙間ができてしまいます(恐らく9mmであれば隙間はできなかったのかな?)。

 そのため、購入した外付け用ケースに付属していた厚さ調節用のクッションを切り取ってSSDとゴムの間にかませる形で調節しました(写真を撮っていない痛恨のミス)。
 通販サイトではよく調節用の台座がSSDと同時購入されているようですが、今回の場合は必要ありませんでした。外付け用ケースの付属クッションに感謝です。

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 さて、ひと通り組立が終わったところで、両面テープで液晶を完全に閉じる前に一旦液晶を仮止めして、Time Machineからの復元と動作確認をします。次の記事へ続きます。

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