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日本ならではの風景?

2月14日バレンタインデーは、渋谷クワトロで行われた東京ゲゲゲイさんのダンスナイトに行ってきました。渋谷クワトロなんて、何年ぶりだろうか~。

東京ゲゲゲイさんは、MIKEYこと牧宗孝さん率いる5人編成のダンスグループです。MIKEYさんはマイノリティをカミングアウトされている方で、椎名林檎さんのMVなどにも出ています。そのためかダンスグループとしても奇抜な雰囲気があり、それがたまらない魅力。前からよくゲゲゲイさんのMVは見ていたのですが、『キテレツメンタルワールド』というアルバムが発売されて、記念のダンスイベントだそうで、今回初めての生参加です。

今回のプログラムを見ると、ゲゲゲイさんのほかにもかなりの数のダンサーさんが出演されるみたい。若い時に、さんざんライブハウスで遊んでいたので、その経験で考えると、スタートは6:30だけど、ゲゲゲイさんが出てくるのは9時過ぎとかになるのかしら?とはいえ、初めてのイベントなので、開始時間には会場に入りました。

ダンスといえば、義務教育の体育でも取り入れられているからか、結構習っているお子さん多いですよね。ゲゲゲイさんのMVにも、よく大人顔負けのダンスをするkidsが出ているのですが、クアトロの観客にも、結構な数の小中学生がいました(当然親御さん同伴)。ダンサーさんの中にも、中学生ダンサーが4人。それもあって、6時半開始だし、お子さんでも見に来ている人が多かったんでしょうね。

しかし、そこはゲゲゲイさんのダンスイベントですよ。ハートの風船を持って現れた出演者が、いろんな意味ですごい。山田ホアニータちゃんがいる、東京ボボボーイのメンバーもいて、素敵な体に黒ビキニ姿の南国の妖精みたいなスタイルのスペシャル2ユニットで、キュートなヒップをさらして歩いている(ちなみに、男子二人ね)、バーレスクダンサーはいる・・・みたいな。もうその状態でも、R18な感じなんですけど、始まるとますます、R18的なわけですよ(笑)。そして、それを見ている小中学生がいるってことです。

ダンスナイトはある意味猥雑ですけど、セクシャルじゃない。それでも、このプログラムを小中学生が観覧するって、国によっては完全アウトだろうなあと思いながら、盛り上がりました(笑)。なんというか、日本の文化って、ある部分とってもゆる~いところがありますよね。だって、ドラッグクイーンのストリップありですよ(笑)。ポールダンスだって、普通は🔞でしょう。しかし、日本の場合、内容より時間なのかな?kidsダンサーさんたちがいるので、6時半始まりで、8時にはkidsダンサーさんたちは終了。それは、そういう法律があるからですよね。でも、内容面に関しては、あんまり厳格な規制がない。だから、ダンスを習っている子たちが、こういうイベントを見に来られるし、親御さんも別段それが問題だとも思わない。私自身も、「こんなところに子供を連れてきて!」とも思いませんし。

私の愛するBLもそうなんですけど、「ありえない!!!」って思われることも、ゆる~くゆる~く。いいか悪いかなんて、一概に言えるもんじゃないし、ほんとに価値観だよなあと思った夜でした。

ダンスナイトは、どれもこれもとても素晴らしいダンスで、見ているだけだけど楽しかった~。プロってやっぱりいろいろすごいですよね、生で見ると!



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