見出し画像

成田エキスプレスに乗り遅れました

今日からバンコク出張です。北京も帰りに寄るのでAirChinaの午後便です。移動にお金をかける人を見たくなったので久しぶりにビジネスクラスをとってみました。11万ちょっとです。高いと言えば高い。安いといえば安い。ZOCALOのジュエリーみたいだなとか思いながら。

先日北京のかなりハイソなモールにZOCALOのオンリーショップを開けた煽りで、お金を使う方々を見るのが僕の中のちょっとしたブームです。

で、新宿駅でエスカレーターを2回間違えて往復してたら成田エキスプレスに乗り遅れました。

新宿駅南口改札内で成田エキスプレスのチケットを買います。5番線6番線のプラットホーム行きのエスカレーター無いですね。『3、4」で掲示板には3番4番のプラットホームへ行けと。

で、エスカレーターに乗って降りてる短時間に忘れてますね。着いたらおどろくわけです。
乗りたい6番がないと。驚いて登りのエスカレーターに乗って登り出した時に気がつきます。これ以前に数回やってますね。馬鹿ですね。アルツハイマーですかね。

で、気を取り直して南口3番4番のプラットホーム経由で6番線のあるプラットホームへ向かいましたがホームに着いた時に「ドアが閉まります」という落ち着いた声が響いてました。大事ですね落ち着いた声。落ち着きます。

次の成田エキスプレスは30分後。ここで迷います。京成で行く方が早いかもとか考えるわけです。次のに乗るには払い戻して

なんか相談に乗ってくれるかもしれない場所をを探しにエスカレーターで上がるとそこは新南口。インフォメーションを見つけてお伺いです。

「乗り遅れたんだけど」
「次のに乗れますけどグリーン車には乗れないです。グリーン以外の空いてる席に座ってください。」

「払い戻しとかできるの?」
「出発前だとできますが、遅れたらできません」

「特急券分だけとかできないの?」
「できる可能性は低いですね」

「低いという事は可能性はあるの?」
「窓口に行って聞いてください。一度外に出て大きい道路渡ったらあります」

「一度出るの?」
「ハイ」

払い戻しとかしてると日暮里経由でスカイライナーより遅れるかもと思い「次の成田エキスプレスに乗る」を選択して6番線へまた降ります。

この時点急に時間に余裕ができたのでプラットホーム上の喫煙所に向かうと駅員さんがいる案内窓口みたいなところを発見。多分僕を含めてわけのわからん人を相手にしてくれる場所だろうと中に入ります。

「乗り遅れたんだけど」
「あ、次の乗ります?」

「ハイ」
「そのままグリーンの空いてるところ座っててください」

「さっき新南口でグリーン座れませんって…」
「車掌の判断に任せましょう」

「僕みたいな人1日何人くらいいるの?」
「滅多にいませんね」
「ありがとう」
「どういたしまして」

なんか雰囲気良くなってきました。

ひとまず空いてる席に座ります。品川と東京で1人ずつ乗って来られましたが僕の勝手に選んだ席にはダブらず。東京を出た時に車掌さんがチェックに来ました。

「すみません。乗り遅れました」
「あ、大丈夫です。そのままお座りになってください。」
「ありがとうございます」

あっさりと事が進みました。ルールはいろいろあるのですが現場の判断に身を委ねるというのはいつでも最適解。

ありがたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?