心を込めて歌うなカス!

「心を込めて、歌います」

嫌だ。やめてくれ。

「音楽を演奏するにあたって一番大事なのは技術ではありません。自分の気持を込める事です」

気持ち悪い。そんなもん聴きたくねぇ。

上手そうなやつの話はしてない、と前置きしといて始める。

物凄い技術を持っているやつは、それを死ぬほど繰り返しやったやつだ。

「僕はコレが好きです」

なんて言ってるようなやつじゃない。

「息をするように」

「飯を食うように」

それをやってきたやつだ。

そいつの演奏に宿っているものこそが、

カスが真似したい「込められた感情」だ。

まずは死ぬほど練習しろ!

でもなく、今の時点で「気が付いたらいつでも楽器を持っていた」「気が付いたらいつでも歌っていた」という事でなければ偉そうに人に指図をしてるんじゃない。

そいつらの演奏は、良くて「上手そう」良くて「感動的なアレに似ているところがある」ぐらいのものだ。

ここで反論したいやつは冒頭の前置きを読み直してくれ。

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