スタスキPC - 画像の挿入

ちょい長いです。

シンプルな画像の挿入の方法
画像の著作権についてのことなど
画像の使用方法のこといろいろ
オンラインの画像の挿入方法

について、説明しています。

画像の挿入

1. 「挿入」→「画像」

画像の挿入1

2. サイズ調整

画像の挿入2

周囲の丸をドラッグして拡大縮小。縦横比を維持したい場合は、shiftキーを押しながら四隅の丸をドラッグします。

3. 図番号、タイトル、キャプション

画像の挿入3

写真も"図"です。

キャプションと画像をグループ化する方法(追記 2023/05/10)

1. 画像のレイアウトオプションで、"行内"ではないものを指定
2. 画像を右クリック→図表番号の挿入
3. そのままOKし、図のキャプションは後で編集
4. キャプションのテキストボックスと画像の両方を選択
5. 右クリック→グループ化

写真の著作権・肖像権など

その画像、ほんとに使っていいものでしょうか?

作成者(撮影者・所有者)の許可はありますか
写っている人に許可をとりましたか
写っている物の所有者に許可をとりましたか

たとえあなたが授業で作成するレポートのためであっても、これらの条件がクリアになっている必要があります。

インターネットで見つけた画像をレポートに使用するための手続きを考えましょう。少なくともこれぐらいは必要です。

1. 画像の所有者を探す
2. その所有者が本当の所有者なのか確かめる
3. 撮影されている人物・物が、そもそも撮影許可があったのか確かめる
4. 所有者に事情を説明し許可をもらう

1の時点でめんどくさいですね。2、本当にその人が撮影したのか?コピーじゃないのか?この人がイイって言ってるけど、そもそもこの人もパクったんじゃないのか?3に至っては、もはやどうすればいいのかわかりませんね。

インターネットで画像検索するのが楽そうですが、自分で撮影したり、友人に撮影してもらったりするほうが絶対に楽です。

画像を引用したいのか?何かの例として紹介したいのか?

例えば、アベノマスクの画像をレポートで使用したいとします。(他の授業の受講生が twitter でバズってたのを見つけた笑 ので許可を貰って使わせてもらいます)

アベノマスクそのものがどんなものか紹介したいのであれば、上述のような手順をふむ必要があるでしょう。自分で撮影するか許可をもらって人のを使うか。「やってみた」ネタなのに、他人の画像使ってたらおかしいでしょ。自分に届いていたら「届きました!」って自分で撮影するし、紹介したいけど届いていないなら「まだ届いていないので、xxさんの画像をお借りすることにしました!」ってなりますよね。

画像の引用例1

上の例では、左はパクリですね。ダメです。右はyokienu080さんに画像の使用許可を貰っているのでOKです。

それとは違い、アベノマスクが届いた反応を紹介したいのであれば、事情が少し違いますね。誰々さんの反応はこんな感じでした、と画像だけでなくその前後の文面や文脈もわかるように紹介しますよね。また、一人だけでなくいろんな人の反応を紹介するでしょう。アカウント名を消しておくとかする場合もあります。

大学のレポートへの引用で、後者のような場合で、匿名性や公共性が高いものであれば、被引用者への特別な許可は不要と考えることも多いです。ただ営利目的だったりクリック数目的だったり、相手を貶めることが目的だったりする場合にはそんなことはありません。

画像の引用例2

上の例は、適切と言えるでしょうか。二つの点で不適切とされるかも知れません(されないかも知れません)。

1. アカウント名を表示すべきかどうか。了承は得たか。
2. このツイートを選んだ基準は適切か。

1. 個人情報を勝手に晒すのはダメという観点からは、匿名にすべきかも知れません。ソースの確かさを明示するためにはアカウント名などの情報を表示すべきかも知れません。あなたが、自身の賛成意見の例として引用するのであれば了承も得られやすいでしょうが、反対意見なのであれば簡単には了承してくれないかも知れません。

2. このツイートでなければいけない理由はあるのでしょうか。様々な事例を紹介すべきなのに、このツイートに限定するのはなぜでしょうか。「友達のがたまたまバズってたから..」というのは自分のブログなりツイッターなりでやってください。レポートで紹介しなければいけない事例なのであれば、その選択に明確な基準が必要です。

以上のような問いに対し明確な理由があるのであれば、不適切ではないかも知れません。自分がレポートで伝えたいことは何なのか、その画像が必要なのか適切なのか、常に意識しましょう。

著作権フリーの画像を使う

どうしても自分で画像を用意できない場合、Web上の著作権フリーの画像を使用することも可能です。(ただし、授業のレポートとして認められるかは担当教官による)

"著作権フリー"という言い方も、正確ではありません。"限られた用途については著作権者の特別な許可を得ずに使用できる"みたいな意味です。下記2点をキーワードに調べてみてください。その辺の事情もしっかり把握した上で使用しましょう。

+ パブリックドメイン Public domain
+ クリエイティブコモンズ Creative commons

1. 画像の挿入→「オンライン画像」

オンライン画像1

2. 「Creative commons」のチェックを確認し、画像を検索

オンライン画像2

3. 画像を選択し、作成者の情報を確認

オンライン画像3
オンライン画像4
オンライン画像5
オンライン画像6

使用可能であることを確認します。

4. 画像を挿入し、キャプションに作成者情報を加える。

オンラインgazou
オンライン画像7

5. 参考文献リストに出典を記載

記載方法は「レポートの書き方ガイド」を参照してください。


と、ここまでやってください。で、ここまでやっておいてなんですが、この画像は本当に高御位山の画像なのでしょうか。確認できますか?できませんね。というわけで、レポートの資料としては不適切です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?