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手作り石けんワークショップレポート(第6回)

ご覧いただきありがとうございます。

通算6回目となる
手作り石けんワークショップ
CHILTさんで開催しました。

CHILTさんでのワークショップは
これで5回目。
だいぶ手際も良くなってきました。

みなさんが揃うのを待ちます


今回の石けん

今回のワークショップは
ありがたいことに
お客様のリクエストにより実現しました。

作りたい石けんのイメージをお伺いしたところ
「手荒れに強く保湿力の高い石けん」
ということでしたので

シアバターかなとも思ったのですが
最近ちょっと気になっていた
ココアバターを使ってみることにしました。

試作品

ココアバターにはちみつも加えて
保湿力をアップ。

ココアバターはチョコレートの香りなので
その良い香りを活かし
さらにお菓子で使うバニラエッセンスを
加えて美味しい香りをアップさせてみました。

模様はココアパウダーを使ってマーブルに。
お菓子のような石けんです。


ワークショップスタート

みなさんお揃いになったところで
ワークショップスタートです。

簡単な自己紹介と
今日の流れを説明。

手作り石けんの
歴史やメリットなどをお話しして
材料と作り方の説明。

苛性ソーダの取り扱いの注意も
忘れずにします。

型を組み立てています


説明が終わったら
作業に取り掛かります。

作業は2人1組で
椅子は片付けて立って行います。

まずは苛性ソーダ水を作ります。

苛性ソーダを量ります
水と合わせてよく混ぜます

苛性ソーダ水は冷ましておきます。

次は油を量っていきます。
今回は油3種類とココアバター。
はちみつもここで入れておきます。

油を量ります
ココアバターは固形

全部量ったら湯煎で45℃になるまで温めます。

ココアバターは余熱で溶かします

苛性ソーダ水と油がそれぞれ45℃になったら
合わせてよく混ぜます。

混ぜます

今回の生地は
トレース(とろみ)がなかなか出にくいので
ブレンダーを使いました。

ブレンダー

ブレンダーと泡立器
自動と手動を交互にします。

途中バニラエッセンスを加えると
良い香りが広がりました。

ブレンダーを使っても
まあまあ時間がかかりました。

トレースが出たら等分して
ココアパウダーで着色します。

マーブルの準備

白い生地と茶色い生地を合わせ
ざっくりと混ぜ型に流し込みます。

混ぜすぎても
混ぜなさすぎても
マーブルが微妙になってしまうので
みなさんここが一番盛り上がるところです。

みなさん上手にできました。

美味しそうなマーブル


お茶タイム

作業が終わったら片付けをして
CHILTさんの美味しいドリンクで
お茶タイムです。

ホットラテ

持ち帰った石けんは
1〜2日温かいところで静かに置いておき
その後、型から取り出して
各自でカットをしていただきます。

カットしたら
風通しの良いところで約1ヶ月熟成です。

熟成後はpH試験紙でチェックし
アルカリが弱くなっていたら
手などから少しずつ使います。

ということをお伝えしました。

今回から
石けん界隈の色々なお話をしていこうかなと
急に思い立って
パーム油問題のお話などさせていただきました。

パーム油問題については
また後日記事にしたいと思います。

それをきっかけに話が広がり
なかなか充実したお茶タイムになりました。

参加してくださった皆さま
CHILTさん
ありがとうございました。

前回のワークショップはこちら。


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