シルバニアファミリーになりたがった私

オオネセイコです。こっそり中村里佳から改名しました。
ローソンのショコラミントという飲み物が数量限定だったとさっき知りました。受け入れられない現実は星の数ほど。

ファミリーという言葉が苦手です。というか、ファミリーという概念が苦手です。強制運命共同体。先日エヴァンゲリヲンを見始めたのですが、突然エヴァに乗らなきゃいけない理不尽と、突然生まれてファミリーに参入する理不尽てそんな変わらんなと思いました(反出生主義者ではありません)。

同時に、ファミリーへの強い羨望があるのは間違いありません。でも迎合はできない。連帯したくない。そんなわがままな思いの矛先は、シルバニアファミリーへと向けられたのでした。

シルバニアファミリーとは。
エポック社が出している動物型の家族及び建築物、家具のおもちゃです。細かく作られているし、とてもかわいい。
幼い頃、友人宅でシルバニアファミリーで遊んでいたら友人父の所持するエロ漫画を見つけてしまったという思い出があります。
随分昔に捨ててしまったのですが、最近になってまたほしくてほしくて仕方ありません。

ファミリーとして猫や犬を迎えたいが、彼らを養えるほど責任感も経済力もない。でもかわいいなにかに癒されたい。そんな夢を叶えてくれるのがシルバニアファミリーです。餌いらねえし。

でもなんか、書いてるうちにそんなに必要ない気もしてきました。何事も遠くから眺めてるのが一番美しい在り方というもの。私がシルバニアファミリーを買ってしまったら羨望という輝きは失われ、買ったとてファミリーにはなれないという現実を直視するはめになります。シルバニアファミリー側としても、私に買われることへの戸惑いは計り知れませんし、それによるファミリーの関係悪化は予想の範囲内です。
だからやっぱ買わない。

それに、もうファミリーいるし。

私の父がハンズで買ってきてくれました。ニギニギしてストレス解消ができるんだってさ。
顔が似てると言われましたが、私はこんなに穏やかではない。

この子をベッドに置いて、夜な夜なニギニギしたりつんつんしたりハンバーグの空気抜きみたいにペッタンペッタンしたりしています。夏と秋の隙間に滑り込みで入ってきた出会い。大事にします。

おやすみなさい。

文/オオネセイコ