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フィリピン滞在中の病気はやばい
同行したメンバーが勝手にタール湖旅行を楽しんで、なんとか家路に着いたのは夜10時過ぎだったと思う。
体調はめちゃくちゃ悪く、身体に力が入らない。日本だったら救急車コースだったはずだ。
が、しかし、ここはフィリピン。とことんまで人間の限界への挑戦を経験させてくれる。
とにかく一人にしてくれ。休ませてくれ。と心の中で祈っていたが、人がソファーでぐったりしている部屋で、今日の旅行で撮った動画の鑑賞会をおっ始めた。そして、癇に障る大声でおしゃべりを夜中の1時くらいまで続けた。
さらに、なぜか例の砂糖がたっぷりと入っているのびきったパスタを食べ始める。ウベアイス、ビンカやサンミゲルビールも飛び出す始末。私の体はショート寸前だったはずだ。
なんだかんだで次の日起きて、まだ生きていることを実感した。しかし、体調の悪さは変わらない。ソファーから動けないのだ。今思うと、軽度の熱中症や脱水症状だったのかもしれない。この日から、約3日間ほど家から一歩も出れなかった。
とにかく生きて無事に日本にまた帰ることができたが、おそらく若くて体力があったので回復が早かったのだろう。なんとか一命を取り留めた。
しかし、よく中年の日本人がマニラの焼肉食べて、食あたりをして点滴2日なんて話を聞いたことがあるくらいだから、フィリピンという国はほんとに油断ならない恐ろしい国だ。サバイバル、まさに自分の身は自分で守れだ。
また話はそれるが、フィリピンの医療機関はほんとに怖い。言っちゃ悪いが医者もナースもレベルが低い。処方箋もいい加減だ。
そしてめちゃくちゃ高い。日本は三割負担に対しフィリピンのは10割負担!なのに医療従事者は適当な対応をする。
私も頭痛くてよく寝れないとセブで医者に言ったら睡眠薬を出された。殺す気か!?それとも睡眠強盗?と疑いたくなる。挙げ句の果てにその医者は「多分、今日から高熱が出るかもね。デング熱かも」とか言ってたけど、その晩は平熱のまま朝を迎えて、熱は出なかった。
とにかくいい加減だ。
これをフィリピン人に言ったら、「全部の病院がそんなに悪いわけじゃないよ」と言っていた。確かにそーかもしれんけど、どーやって良い病院や医者を見分けられんのよ!と言ってやりたかった。
だから、フィリピン旅行、留学(考え直せと思ってしまうが)なんかを考えちゃっている人は日本で薬をできるだけ準備してから渡ったほうが良いと思う。そして必ず海外医療保険に入ることを強くお勧めする。
一流レストランだって不衛生だったりするからフィリピンは驚きの連続だ。
みなさん!安全第一でお過ごしください!
次回はフィリピンでのレストランについて綴ります。みなさん、お大事に!
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