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RAMONESに憧れて

note初投稿はアメリカで70年代に結成され伝説を作り上げた偉大なパンクロックバンド

『RAMONES』

との出会いについて書こうと思う。

RAMONESとの出会いは僕が中学校3年生の時。それまでにピストルズやクラッシュにどハマりしていてまさにパンクに影響をもろに受けていたころだった。

親父と地元のブックオフに行った時RAMONESのCDを見つけた。

もちろん名前は知っていたが全く聴いたことがなくて昔パンクバンドをやっていた親父にRAMONESってどんなバンド?って聞いた。

親父はストレートなロックンロールと答えた。あまり詳しくはなかった。

そこにあったCDはラストライブのアルバムであった。
他に買いたい物も無かったしこのアルバムを興味本位で買うことにした。

家で聴いてみるととにかく曲が速すぎてびっくりした。
そして代表曲の電撃バップはどこかで聴いたことがあった。
シーナイズアパンクロッカーも知っていた。

でも当時の僕にはあまり響かなかった。
毎日聴いてはいたが途中で聴くのをやめていた。

高校生になりTSUTAYAでRAMONESのドキュメンタリー映画を借りてみた。
初めて動くRAMONESを見たのである。
すると一発でやられてしまった。

何度もその映画を観てそのあと自転車で近くのCDショップでRAMONESのファーストアルバムを買いに行った。
そして聴くとこれまたぶっ飛んだ。
今でも鮮明に覚えている。

当然毎日RAMONESを聴くようになり気づけば前に買ったラストライブのアルバムも毎日全部通して聴いていた。


そこで特に影響を受けたのがギターのジョニーラモーンだった。

僕も中3からギターを初めてたので特に影響を受けたギタリストだ。
何がかっこいいかと言うと足を広げてギターを低く構えて、ずっとダウンストロークで弾いて全部の曲をパワーコードで弾きギターソロは一切弾かず観客を睨みつけて弾いてる姿に影響受けまくった。
僕も毎日部屋で真似して弾いていた。


RAMONESの良さはやはりライブである。

オリジナルアルバムよりライブアルバムの方ばかり聴いていた。

ライブでは曲が速いからそこがツボだった。

修学旅行中も早く帰ってRAMONES聴きたい欲が強くて家に帰ると速攻でCDを聴いて解放されていた。

ジョニーの生き様も好きで信念が強くて自分達のスタイルを曲げずに貫き通す姿勢が好きだった。

RAMONESは23年間革ジャンとジーンズでストレートなパンクロックスタイルを貫き通した。

個人的に一番見て頂きたいライブ映像がある。

70年代オリジナルメンバーの頃にロンドンで行われたライブ。

イッツアライブというタイトルでDVDとCDで出ている。

興奮しっぱなしの映像だ。
とにかく熱いライブ。
最初から最後までぶっ通しで奏でるメンバーに感動すら覚える。
ジョニー、ジョーイ、ディーディー、トミーの4人に感動した。

そしてRAMONESは90年代後半に解散した。
その後2001年にボーカルのジョーイがリンパ腺がんで亡くなった。
その後RAMONESはロックの殿堂入りを果たした。
その後すぐにベースのディーディーがオーバードーズで亡くなった。
2004年にはギターのジョニーが前立腺がんで亡くなった。
そして数年前にはドラムのトミーも亡くなった。

RAMONESは本当に伝説のバンドになった。

今の僕のギタースタイルはRAMONESに影響を受けていると思う。
最近またRAMONESを聴いている。
いつ見ても、いつ聴いても、好きだからである。
僕はこれからもRAMONESを愛し続けるだろう。


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