4月の活動:OpenStreetMap
こんにちは。Code for Susono の森です。
今月は、OpenStreetMapを作ろう、ということでみんなで学ぶ場を設定しました。
オープンストリートマップとは?
データが広く一般に開かれた地図のことです。Wikipediaの地図版みたいなイメージで伝えるとわかりやすいかも?このデータは、みんなが活用できるような仕組みになっていて、身近なところではポケモンGo!の地図データとしても使われています。
どうやって作るの?
まずはオープンストリートマップに登録します。新たに登録するほかにも、GoogleアカウントやWikipediaアカウントをつかってログインできます。
登録したら、さっそく編集にうつります。編集作業では、GPS画像を見て施設や土地をトレースしていったり、場所のデータに役割(用途)を付与したりします。
編集をおしたら、実際に作業をしていきます。ここで1つポイントとなるのは、地図レイヤーの選択です。GPS撮影時の歪みを補正したものと、未補正のものでは、トレースした後の結果に位置ずれを生じさせます。
この現象を回避するには、補正済みのデータをつかって地図を書くと良いです。このデータは「オルソ処理」と呼ばれていて、そのレイヤーを選べばOKです。
最初はBing航空写真になっているので、国土地理院(オルソ画像)をえらんでください。
地図の編集作業
さて、編集をしましょう。まずは、種類を選びます。
・ポイント
・ライン
・エリア
この3つから種類を選びます。敷地を選ぶなら、エリアでOKです。
次に、属性を選択します。(ここでは、住宅地全般を選びました)
この属性は、たくさん種類があるので、適切なものをしっかり選んでください。(このデータは一見大したことないようにみえますが、活用するときの重要項目になるので、適当に選ばないようにしましょう)
入れ終わったら、保存しましょう。これで、みんなが使えるデータになりました。
uMAPで地図に載せるデータを作る
地図の上にレイヤーとして載せるデータを作る機能(サイト)をuMAPといいます。地図上に範囲を描けます。たとえば、県境、市町、町内範囲の境目…など。
これらも、登録すればだれでも使えるデータとして公開できます。
オープンデータはみんなで作ってつかおう
こんな風に、簡単にデータを作ったり使ったりすることができます。
まずは、「自分の地域はどれだけ登録されているかな?」とか、「今度ここに旅行に行きたい!」なんていう風に、遊びながら、楽しんで地図を作ってみてください。
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