【超獣理論値列伝】Part28 《ビロロン》

第二十八回、今回のお題はある意味ドローソースの《ピロロン》、それでは早速行ってみよう

ピロロン
種族:サイバーロード
コスト3 文明:水
・シールドフォース:カードを引く時、2倍の枚数を引いても良い。そうしたら引いたカード1枚につき手札を1枚ボトム送り

 能力はたった一つ、シールドフォース効果時に山札の採掘速度が上がるだけである。マナに5色揃えた状態で《オボロカゲロウ》を使えば山札を10枚引いて10枚ボトムに送ることができる。同系統の能力を持つ《ヴェール・バビロニア》や《起源神エレクトロン》《メーテル》などと比較した場合には、コストが3と軽いことと、墓地ではなくボトムに送ることが特徴。

 シールドフォースを維持できるか、と言う点はさておき、3コストでできるのはやはり魅力的だ。例えばのコンボであれば、【鬼羅.star】に組み込むのが面白い。3コストでこのカードを置いた後、4コストで《エヴォ》→2枚引いて1枚ボトムに置いてからの《鬼羅.star》→2枚引いて1枚ボトムに置いてのコスト4以下踏み倒し、みたいな感じで通常ルートより2枚多く山札を掘り返せる。《T・T・T》を撃てば6枚山札を掘ることができ、《超次元の王家》では4枚山札を掘れる。実際に出来たらなかなかに面白い。

 その他の方向性では、ボトムを仕込めるというのも面白い。山札を掘る枚数にもよるが、《ニンプウ・タイフーン》《海龍神の魔風》のような大量ドローカードと組み合わせると10枚単位でボトムを固定できるので、また別の使い道もあるかも知れない。例えばであればビビッドローなどとも相性が良いと思う。

 今回はここまで。次回は《天雷の導師アヴァラルド公/魔弾アルカディア・エッグ》の予定。それでは。

つぎ
まだ

まえ

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