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【劇場版シティーハンター】小室哲哉スペシャル登壇&映画の感想

⚠️映画のネタバレ、TMツアーのネタバレを含みますので、ご注意ください。

2023年10月7日
TOHOシネマズ新宿(11:55〜)
(歌舞伎町のど真ん中にある映画館です)

劇場版シティハンターの小室さん登壇回(11:55〜)に行ってきたので、舞台挨拶のざっくりレポと映画の感想を残しておきます。

登壇回は11:55〜と14:55〜の2回あったんですが、私が参加したのはプレスが入ってない回(11:55〜)でした。

ツイッター(X)に書こうかと思ったけど、長くなるしネタバレ満載なのでこちらで。

舞台挨拶の内容は、私がその場でメモったものになりますので、一字一句正確というわけではありません。

では早速…

⚫︎

舞台挨拶は上映後だったので、まずは映画。
初日にも行ったので、観るのは2回目です。

原作のラスボス的キャラも出てくるけど、メインはアナオリキャラ。

原作は、連載当時(お子様時代)リアルタイムで読んでたし、実家に全巻あるけど、
子どもの頃は、男女の心の機微なんて全くわからなかったので、獠をハンマーでどつきまくる香をみて、
「何で香は獠の邪魔をするのか、邪魔では?」などと情緒ゼロの感想を抱いていました。

お子様ですね〜

今ならわかる…香の気持ちも、ナンパ男が唯一もっこりしない香の存在という尊みも。
そして、エンジェルハートはなかったことになってますw

そんなシティハンターですが、令和になってもコンプラ治外法権の獠は相変わらずナンパしまくり、序盤から胸焼けするくらいもっこりしてました。
マッチングアプリが出てきた時は、生々しくて笑ってしまったw

まぁでも、シティハンターはこうじゃないとね!

ストーリーは、観ればわかると思うので割愛して、ざっくり感想を。

良かったところ(個人の感想です)

⚫︎TMと小室さんの楽曲が映画館の音響クオリティで聴ける

TMと小室さんのプロモーションか?!ってくらい、要所要所で流してくれます。
個人的には、もうこの為だけに行っても良い…
耳が幸せすぎる。

舞台挨拶のトークで、
『音響監督の長崎さんのアイデアで、RUNNING TO HORIZONを(喫茶キャッツアイの)店内BGMか?ってくらい長めに流した』と聞きましたが、完全に店内BGMになってますw
ランホラが流れる新宿の喫茶店…行きたすぎる。

⚫︎オープニングにTMのお3人が!!

お3人と獠が乗ったミニクーパーが新宿(たぶん)で邂逅するなんて胸熱すぎない?!?

喫茶キャッツアイでツアーの打ち合わせした帰りだよね。てっちゃんは美樹さん特製のモンブランを食べたんでしょ?(と言う妄想)

入場特典でそのシーンのポストカードをいただいたので、歌舞伎町でシンクロさせてみました。

TM NETWORK@新宿歌舞伎町

⚫︎ 獠の変わらないカッコ良さ

今のご時世的にはアウト寄りのアウトなセクハラをかましながらも、やっぱり獠は頼りになるのよ。
ジャンプの主人公なんだよ。
最後の決戦シーンはひたすらカッコイイです。

⚫︎話がわかりやすい。

正直、アンジーが出てきた時点で、猫探しは嘘で、何か色々あって、最終的に戦うことになって、ラスト止め絵バックにGet Wildが流れるカット割まで容易に想像できたけど、だがそれが良い。

⚫︎見知った街並みで物語が展開する

新宿もお台場も見慣れた街並みそのままなので、めちゃくちゃ親近感が。
私がいる同じ世界線に、本当に獠や香が存在してるんじゃないかという臨場感が楽しかった。

⚫︎オリキャラのアンジーが可愛い。

足手纏いにならず、戦闘力が高く、生い立ちの特殊さから心に隙を持つ、ちょっと浮世離れした天然ちゃん…
好感度のロイヤルストレートフラッシュです。

⚫︎オリキャラの敵も意外と可愛い。

エスパーダとピラルクー、最初は冷酷非情な殺人マシーンかと思ったけど、意外と人間味がある。

カップ麺を食べながら2人でイチャイチャしているシーンは、仲良し兄弟みたいで可愛かった。

そして、尺の都合とは言え、あっさりと散る潔さ(身も蓋もない)

⚫︎ホットクルージングナイトを満喫する海原おじ、お元気そうでなによりです。

連載当時以来、久しぶりにお見かけしたので、数十年振りに知り合いのおじさんに会った気分です。
海原神なつかしー!原作読み返さないと。
ミックとの因縁話も映像化してほしい。

まだまだ続きそうなラストだったので、続編期待。
次はミックを出してほしいな。
STILL LOVE HERもお願いします!

⚫︎⚫︎

映画が終わり、小室さん登壇の舞台挨拶に。

ステージ上手から登場する、長崎音響監督、こだま監督、小室さん、若林プロデューサー

今回の劇場版用に描き下ろされた、白いスーツ姿のイラストそのまんまの小室さんが登壇。

二次元からやってきた王子様かな?

司会の方に、小室さんからどうぞ、と振られて、
「冴羽獠くん絡みで今回で5回くらい歌舞伎町に来ている」というお話を。

「今回のツアーも、シティハンターの世界とシンクロして〜」とおっしゃってました。
(そうなんです。今回のツアー、仙台がマイ初日だったんですが、会場の重い扉を開けるとそこは新宿でした。
感動と驚きで声がでちゃったよ!)

以下、抜粋して書きます(敬称略)


Whatever Comesの話

小室「Whatever Comesは、最初にアニメスタッフのみなさんと打ち合わせして、帰る途中にはほぼ出来てました。

自分ではすごく良い感じに出来たので、早く言いたかったんですけど、そこから(情報解禁まで)半年くらい我慢しないといけなかったのが苦しかったです笑」

こだま監督の希望で、明るい感じにしたと小室さん。

打ち合わせの話

若林「打ち合わせはものすごく緊張したんですが、小室さんは非常に静かに僕らの話を聞いてくれて、『この作品で大事にしてることはなんですか?』みたいに質問してくれた。
『打ち合わせの帰りに曲ができ始めてた』って、今初めて聞いて驚いてます」

長崎「ダビングまで絵がなかったので、劇場で観た時にTM NETWORKの3人がオープニングにいて驚きました」

オリコンTOP10の話

司会「80年代から2000年代の5つの時代にわたってTOP10ヒットを生む偉業を達成しました!」

小室「長くやってますから笑
そこ(Get Wild)とここ(Whatever Comes)はシティハンターのおかげです」

Angieの話

若林「獠とアンジーの最終決戦のあたりの曲です。
制作もだいぶ進んだ後に、どうしてもここで使う音楽が見当たらないと、小室さんにお願いして作ってもらいました」

ツアーの準備でお忙しい中、作ってもらったそうです。

小室「『クライマックスに向けてどんどん盛り上がっていく感じでお願いします』とオーダーがあったので、パーカッションを乗せて、オーケストラを入れて、もっと盛り上げたいと思って最後に宇都宮くんのボーカルも入れて」

こだま「あのお喋りな獠が一言も喋らない。
頭をフル回転させている。
そんなシーンにどんな音がつくのか気になってました」

小室「制作を頑張りたいと思っていたので、ここにハマる曲を作れるならいくらでも作ろうと思ってました。
鍵盤で遊んでいる時に、15秒くらいで最初のフレーズができました」

(さすがや…と、声にならないどよめきの客席)

こだま「アフレコが終わって、映像と合わせて聞いた時は感動して思わず拍手してた。
小室さんを呼び止めて、『ありがとうございました』とお礼を言いました」

小室「今年一番嬉しかったです(^^)
20回観たという子もいて、僕はまだ一回しか観てないんですけど。
試写会で、チェックという形で観たので、もう一回お客さんとして観ないといけないな、と思って。

みなさん一緒に観ましょうか笑」

(みなさんにも声をかけてくれるところ、大ちゃんを思い出しました、さすが師弟)

Get Wildの大きさが気になった話

小室「(エンディングの)Get Wildがどうしてもおっきく聞こえたんですけど、これでもかってくらい」

長崎「セリフにかぶるところは静かに流して、字幕(スタッフロール)が出るところでちょっと上げてるのは確かです笑」

小室「他の曲は2023年の音源だけど、Get Wildの音源だけは87年当時のままなんです」

RUNNING TO HORIZONの話

こだま監督、若林P、小形Pの3人ともランホラが大好きと言う話を最初の方にしていて、

長崎「前作はRUNNING TO HORIZONが短かったので、今回は長めにしました」

小室「それも嬉しかったです(^^)」

長崎さんのアイデアで、猫探しのシーンから喫茶キャッツアイの店内BGMになるくらいの長さで流したそうです。

最後に

締めのコメントを求められて、
小室「僕ですか?笑
2時間じっくり観ていただいたと思うんですけど、今の話を聞いてもう一回観たいと思ったら、音楽にも注目してみてくれると。

Get Wildのインパクトがありすぎて、(ラストシーンの)香が何て言ってたのか覚えてないので、もう一回観たいと思います」

小室さんの登壇回は11:55と14:55
14:55はプレスが入ってました

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