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石川県珠洲市での活動について

石川県珠洲市で3日間、災害ボランティアの現地調整およびボランティア活動を行い、今、帰りのバスの中でこの文章を書いています。

被災地は約2ヶ月経った今でもその傷跡は大きく、全壊・半壊してしまった家屋が数多く残っていました。

まだまだ石川県には応援が必要です。福井県では家屋の片付けなどを行うボランティアを募集しています。毎日ボランティアバスを運行していますので、ご参加よろしくお願いします。

▼災害ボランティアの申込はコチラ
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/012480/suzucityvolunteer.html

被害の大きさに打ちのめされましたが、阪神・淡路大震災や東日本大震災のように、あれだけの被害があった地域でも現在は多くの地域が復興しています。

石川県もきっとこれから復興して元気な姿を取り戻すはず。次は元気になった珠洲市に観光で訪れたいと考えています。見附島、ゴジラ岩、ランプの宿、恋路海岸、青の洞窟など、今回は行けなかったけど見てみたい魅力的なものが珠洲市にはたくさんありました。

最後にもう一つだけ。

今回、ボランティアで伺った場所の一つに高齢の女性が一人暮らしをしている家がありました。津波被害にあったその家は一階部分が流され、家財道具の多くが散乱し、現在は住める状態ではなくなっていました。

しかし、女性からは、ここで住むことを諦めない確かな覚悟のようなものを感じました。おそらく、この建物そのものが大切な思い出なのでしょう。(写真などの思い出の品を見つけた時には涙をとめることは出来ませんでした)

今回の活動では完全に綺麗にすることは出来なかったけど、きっとまた住めるようになって、元気に長生きして欲しいな。

最近、一人暮らしをしていたおばあちゃんを亡くした僕にはなかなか胸にくる出来事でした。

現地に行くとおそらく色々な感情と多くの気付きのようなものがあります。僕の周りにいる若い人達にもぜひ一度経験してもらいたいです。僕自身、多くの学びと気付きがあった3日間でした。本当にありがとうございました!

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