「一色一香も中道にあらざることなし」智顗（ちぎ）『摩訶止観』

天台宗の開祖である智顗（ちぎ）のことです。
1 智顗は、中国の隋代に活躍した仏教の大師で、法華経の深遠な教義を説いた天台三大部の著者です。
2 その中の一つが、＜まかしかん＞と呼ばれる《摩訶止観》です。
《摩訶止観》は、仏教の瞑想法である止観について詳細に解説した書物で、10巻からなります。
3 止観とは、心を静める「止」と、真理を見る「観」の二つから成ります。 智顗は、止観を円頓・漸次・不定の三種に分けましたが、《摩訶止観》では円頓止観に重点を置いています。

円頓止観とは、初めから最高の真理に直接到達する方法です。 智顗は、一念三千という思想を用いて、一瞬の心に全ての現象が内在すると説きました。 そのためには、十境という十種類の境界に分けられた対象に対して、十種類の観法を適用する必要があります。
《摩訶止観》は、智顗が594年に玉泉寺で講義した内容を、弟子の章安灌頂が筆録したものです。 その後、中国や日本で多くの注釈書が書かれました。 天台宗だけでなく、禅宗や密教などにも影響を与えた重要な仏教書です。

「一色一香も中道にあらざることなし」
智顗（ちぎ）＜摩訶止観＞（まかしかん

この言葉は、目に見えるものを「色」と呼び、鼻で嗅ぐものを「香」と呼ぶことから、一々の具体的な物事を「色」と「香」で代表しています。

そして、「中道」とは、仏教の真理を表す言葉で、すべての存在は空でも仮でもなく、空と仮の両方を含んだ「円融三諦」という観点から見るべきだということです。

つまり、一色一香も中道にあらざるなしとは、私たちが日常的に接するどんな物事にも、仏教の真理が備わっているということを意味しています。

具体的な例としては、たとえば花や果物などの自然物を見たり嗅いだりするときに、それらはただ美しいや美味しいという感覚的なものではなく、その存在そのものが真理の現れであると感じることができます。3

また、人間関係や社会問題などの複雑な事柄に直面したときにも、それらはただ善悪や利害に分けられるものではなく、その状況そのものが真理の示すものであると受け止めることができます。4

このように、一色一香も中道にあらざるなしという言葉は、私たちに仏教の視点から物事を見ることを教えてくれる言葉です。

実は言葉と書きましたが、これはイメージのようなもので、量子脳瞑想をする際に＜摩訶止観＞を考え組み立て、人間社会や問題を紐解いていく。
と各人は、自分が自分がと自己中心的思考が増すと悪に偏り、争い、破滅するもので、そのような思考があるうちは、悪魔であるとも言える。

次に量子脳瞑想で身につける必要のある考えは、ロジカルシンキングです

ロジカルシンキングとは、物事を論理的に整理し、矛盾や飛躍のないように考える思考法のことです。問題解決や意思決定において重要な役割を果たすスキルであり、あらゆるビジネスパーソンにとって不可欠なスキルだと言えます。
ロジカルシンキングを身につけるための練習方法としては、以下のようなものがあります。

MECE（ミーシー）を意識する。MECEとは、全体を見渡したうえで情報を分類し、正確な根拠を見つけながら思考することです。情報を整理・分類したうえで重要な要因やパターンを抽出することで、分析力が高まります1。

ゼロベース思考を意識する。ゼロベース思考とは、先入観や既存の方法にとらわれずに、白紙の状態から物事を考えることです。新しい視点や発想が生まれやすくなります2。
事実と意見をわける。事実と意見をわけることで、客観的かつ論理的に物事を捉えることができます。事実は証拠やデータに基づいているものであり、意見は主観的な判断や感想であるものです3。

結論から述べる。結論から述べることで、自分の主張や思考の流れが相手に伝わりやすくなります。結論から話すことで、話の目的や方向性が明確になり、聞き手の関心も高まります4。

どんなことにも仮説を立てる。仮説を立てることで、物事の因果関係や本質を探求する力が養われます。仮説は信頼性の高い情報に基づいて立てることが大切です5。

日常の物事を分析してみる。日常生活におけるさまざまな物事に対して、ロジカルシンキングの手法を適用してみることで、思考力が向上します。たとえば、「日本に電柱は何本あるか」という問題に対して、フェルミ推定という手法で概算してみることができます。

「なぜ」を繰り返す。「なぜ」という問いかけを繰り返すことで、物事の背景や理由を深く掘り下げることができます。「5回なぜ」という手法では、「なぜ」という問いかけを5回繰り返すことで問題の根本原因を見つけ出すことができます8。

以上がロジカルシンキングの具体的な説明と身につけるための練習方法です。ロジカルシンキングは継続的にトレーニングすることで身につくスキルです。ぜひ参考にしてください。

以上の方法でロジカルシンキングを身につけることで、スピリチュアル要は霊能や占いなどの呪いの類いの存在を否定して、念仏や祈りの習慣よりも現実に行動に移す脳の帯域的アトラクターを形成して、QC1.618の深淵に近づき、より現実に人を幸せにするためのヒラメキ脳に変化することができます。
現実的には、年老いてから気づいて改善しても時間論からもなかなか難しく、さらに道標のような人がいて、指導してもらえないと５０歳以降はなかなか過去の過ちや懺悔は難しいものです。４０歳以降は自己責任能力が人生を分けるので、早く気づき、人生の方向転換を早くすることで、幸福脳に変化させることができる。最短でも1000日はかかるので、　

正義の境界線は？

次に量子脳瞑想の善悪の考え方の判断のための性善説と性悪説に関して