【ゲーム紹介】”好きなだけ強くなれる”アクションRPG『Crystarise』
2DオープンワールドアクションRPG『Crystarise』にドハマりしたので、Crystariseについて勝手なゲーム紹介とおすすめポイントを語ります。
SteamのゲームですがSteamレビューのコミュニティには属していないので、誰に見られてもあまり影響がないこちらに記事を作ることにしました。
最後に私の現在のプレイ状況と雑感を残しておきます。
Crystariseとは
『Crystarise』(クリスタライズ)は広大なフィールドを冒険して素材を集め、自分だけの拠点をカスタマイズして発展させていくアクションRPGです。
2024年4月現在早期アクセス版としてSteamで販売中で、現在も開発が続いており定期的にアップデートされています。
無限に広がる『大地』を探索
多数の地形(バイオーム)に分かれた広大なフィールドである『大地』では、木や鉱石など多数の資源、多数のモンスター、ダンジョンがランダムに生成されています。
この広大な大地を探索して、モノの素となる結晶や素材を持ち帰ります。
拠点となる『空島』を発展
大地から持ち帰ったモノを拠点に配置して、自分だけの拠点となる『空島』をカスタマイズすることができます。
配置するモノにはそれぞれスキルレベルが付与されており、モノを配置すればするほど主人公に発動するスキルやステータスのレベルが強化されていきます。
主人公の少女はこの空島の守り神となる使命を託されたので、空島を発展させるためにたくさんモノを配置して空島のチカラを育ててあげよう、というのがメインストーリーです。
大地探索と空島発展の繰り返し
空島にモノをたくさん配置して主人公を強くして、大地で敵を倒して入手したアイテムで空島の土地を広げ、さらにモノを配置してさらに強くなり……(以下ループ)。
つまりこのゲームでやることは基本的に、空島にモノをたくさん配置して、強くなった主人公で探索を進めてさらに空島を発展させようというものです。
このゲーム、空島は好きなだけ広げられるし、好きなだけモノを置けるし、主人公は好きなだけ強くできるらしいです。
好きなだけ遊べるこのシステムで、あとは各々がやりたいことを見つけて、満足いくまで好きに遊び尽くすだけのゲームです。
終わりが見えないこのゲームをぜひ遊んでみてください。
おすすめポイント
かわいらしい動くドット絵
何と言ってもゲームを構成するドット絵がかわいらしく、ふわふわと動くモーションは主人公の少女だけでなく配置したモノやモンスターまでかわいいのだから最高に癒やされます。
剣と魔法のファンタジーな世界観にもかかわらず配置できるモノは理髪店や道路標識、寿司、カラーコーン、自動販売機など現実的なものが多く、意味深にこの世界とのつながりを感じさせますが、どれもタッチがやわらかくてクリスタルのある空島に馴染んでいるのが印象的です。
大地でひたすら探索、採集、戦闘
オープンワールドの広大な大地では、バイオームによって地形や気候、採取できる資源、出現するモンスターの強さがガラッと変わるフィールドが無限に繋がっています。
大地にあるオブジェクトや敵を倒したときのドロップアイテムはほぼすべて素材として回収でき、モノを配置するときの必要素材としてすべてストックされます。
大地での戦闘アクションとしては遠距離攻撃のショットと近距離攻撃のソードがあります。
バイオームのボスを倒していくと攻撃方法が解放され、最大8種のスキルのうち4種をセットして組み合わせるハクスラ要素の強い戦闘システムです。
空島に配置するモノの発動スキルによってはショット・ソードの大幅なダメージアップができるのがこのゲームの特徴で、強敵相手にはレベルを上げて物理で殴る戦法が有効だったりします(というかそれ前提の難易度設定に感じます)。
とにかく空島にモノを配置して主人公を強化することが大事で、寒さ・暑さ・毒ダメージ軽減やライフアップ、特定の敵へのダメージアップなど多様なスキルを活かして戦闘を有利に進めるのがこのゲームの戦い方です。
バイオームのボスとの戦闘は歯ごたえがあり、ボスを討伐するとストーリーが進行して新たな要素が追加されるので、より探索が快適になっていきます。
このゲームでは敵を倒せばほぼ確定で特定の素材が落ちるので、いくら強敵を倒しても目当ての素材が落ちない……なんてガッカリなランダム要素はなく、冒険の成果は着実に積み重ねられていきます。
自分だけの空島をカスタマイズ
空島に配置できるモノの数は多く、サイズや色違いもあるし床の素材も豊富にある、島の形も考えなきゃ…と、こだわりだしたらキリがない箱庭要素が刺さる人には深く刺さる要素かと思います。
かわいいドット絵のモノはどれもゆるい感じで自由に配置できるものばかりで、なんとなくいい感じに見えるものです。私のようにモノを無造作に配置してしまい長年使われてない物置のような空島になっていても、自分らしさがあって愛着が湧いていますし、それが個性なんだと思います。
空島の箱庭を作ることが見た目で楽しむだけのおまけ要素ではなく、しっかり主人公強化に活かされていることもポイントです。
モノを配置して強化したら大地での探索範囲が広がり、さらに多くのモノが作れるようになるという積み重ねの関係が独特で面白く、このゲームの醍醐味でもあると考えています。
モノの配置画面では”設置済み”と”未設置”の分類が便利で、さらにモノの所有スキルやサイズでフィルタリングできるため、目的のモノを探し出しやすいUIになっています。
モノの配置変更、配置全リセット、土地拡張ごと全リセットが容易にできるのも嬉しいポイントです。
箱庭要素を楽しむためにも、スキルレベルを容易に振り直せることを考えてもこの部分の快適さは特に重要ですね。
冒険の目的を自分で決められる
大地ではバイオームやダンジョンによって手に入るモノの結晶や素材が異なるため、特定のバイオームを探しまわったり、欲しいスキルのついたモノを集めるというのが探索の目的のひとつになります。
目的は他にも用意されており、空島のクエストボードからミッションを受注してクリアすることで素材などの報酬を受け取ることができます。
ミッションの内容は特定の素材の採取やモンスター討伐、宝箱を開けることなど多岐にわたり、自分で選べるため、大地の探索に合わせて無理なく達成を目指せる親切仕様です。
最強主人公が作れる
モノを配置した分だけ主人公が強くなるなら、それこそ無限にモノを配置して無限にスキルレベルを強化すれば、最強の主人公が作れるのではないでしょうか。
(一部)スキルのレベルには上限があるようですが、すべての敵を一撃で倒す攻撃力、ほんの少しダメージを負ってもすぐ自然回復する上に膨大にある体力、歩くだけで誰もついていけない俊足……そんなラノベで見るような最強主人公が作れてしまうかもしれません。
すべてのスキルレベルに上限があるのかどうかは、カンストが全く見えてこないのでわかりません。また各種ステータスにも上限があるのかわかりません。
最強への道も終わりがなさそうです。
マルチプレイでも楽しめる
自分の空島の光る扉にアクセスすることでマルチプレイに接続でき、自分の空島のロビーIDを相手に教えることで、他の方を自分の空島に招待することができます。ロビーIDを入力したら他の方の空島に遊びに行けるようです。
オシャレに作り上げた自慢の空島に友人を呼んで一緒に過ごすのも面白そうですね。なお友人は別売です。
まとめ
ここまでの文章でも何度か書いていますが、大地の探索と空島の発展がどちらも大事な要素になっているのがこのCrystariseというゲームの特徴で、これを好きなだけ繰り返して好きなだけ遊べることが醍醐味だと思います。
自分で目的を作って遊べる方
箱庭づくりに興味やこだわりがある方
増えていく数字を眺めることが好きな方
そんな方には特にハマる要素が盛りだくさんで、のんびり長く遊べるゲームです。
早期アクセス版公開からまもなく1年となり、次のアップデートや製品版の公開が待たれるところですね。
見た目もゲーム性もこのカジュアルさのおかげで気楽に楽しめるこの『Crystarise』を、好きなだけ遊んでみませんか。
雑感
ここからは私のプレイ状況と雑感を書き残しておく個人的なメモです。
プレイ状況と今後の目標
Ver.0.2.6から開始。現在プレイ時間は50時間ほど
ボス全撃破、Steamの実績21種すべて獲得済み
スキル編成はジュエルショット、ソードダンサー、プリズムタレット、フェアリーステップの4種がメイン。対雑魚敵特化編成だけど動きの少ないボスにも有効
空島の土地拡張のためのマゼンタジュエルが常に不足しているので、マゼンタの敵とボスを倒してジュエル回収が当面の探索目的
ソード火力の底上げ。威力の低いソードダンサーでも一発で大きい岩の破壊ができるレベルまで強化が目標。ソードダメージアップレベル300程度だろうか
移動速度の底上げ。レアなスキルらしくあまり見かけない。どのモノにスキルついてるのか、どこで入手できるのか調べるところから始める
サブアクションリキャスト速度の底上げ。フェアリーステップを多用したいがスキルレベルが上がってもあまり実感がない…
桜バイオームのサクラオニに一目惚れしたので、たくさん討伐してフィギュアを集めてたくさん飾りたい。サクラオニに似合う施設や家具に配置したい
改善してほしい点
申し訳程度のストーリー。ゲーム性的に重要でない要素なのはわかるが、空島を発展させる以上の進展がなく驚きや達成感があるものではない
戦闘バランス。序盤に攻略する想定の湿地のボスがかなり強い。障害物が少なく移動速度減少の水面で羽攻撃を連続避けは難しい、ボスの移動が速い、画面外へ逃げる、雑魚敵アングーラの無軌道移動と突進も同時に相手する必要がある
防御面のバランス。回復アイテムの回復量が低く、大量に所持できるとはいえリキャストがあるので即効性が低い。また効果の差が実感できない。防御力の概念はなく、ライフアップやじわじわ回復スキルを積んで耐久性を高めるしかない
最深部の宝箱とワープが生成されないダンジョンがある?湿地のダンジョンで多く見かけたが、暗くて探索漏れによる勘違いかもしれないし、仕様かもしれない
モノの結晶入手場所、獲得スキル、必要素材がわかるモノ図鑑がほしい。モノの種類の多さは魅力だがレアなモノがどれだけあるのかわからないし、現状探しようがない…
Steamの実績でもあるモノセットボーナスはゲーム中で説明がなく、モノセットスキル発動でしか確知できない。同種で色違いのモノはたくさんあるので、どの組み合わせでセットボーナスが適用されるのかわかるようにしてほしい
以上です。
製品版公開が楽しみです。それでは。
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