アケコン天板をデザインカスタムした話
お世話になっております。
前回に引き続きればーアケコンのRAP.nについて、今回は天板デザインを差し替えた話を記載していきます。
ソウルキャリバーに興味は無かった
スペックに納得して買ったRAP.n HAYABUSAでしたが、コラボ元のソウルキャリバーには全く興味が無かった為、早々にデザインカスタムを模索し始めました。
手法選択肢
1.アケ魂さんで専用アクリル版追加及びアートワークを発注して挟み込み
アケ魂さんではお手頃な値段でアクリル購入とアートワーク作成ができ、手軽な事から非常に興味があったのですが、当時アケ魂さんはECサイトの不具合からか夏一杯サイトを閉じており、復旧時期も読めなかった為断念。
(現在は通常営業しています)
2.デザイン持ち込み印刷
近場のカメラのキタムラ等で特殊紙に大判印刷してもらい、ネジ下に挟み込む事を考えました。
しかしながらネジだけでの固定は不安定であり、使用劣化から見窄らしくなることが目に見えたので却下。
3.ネットでのステッカー印刷サービス
ステッカーの為気軽に差し替えが難しいが、車向けの高耐久ステッカーを実現可能。
すごく幸運な事にRAP.nで同じくデザインカスタムをされている方がブログで纏めており、参考にする事で「デジタ」さんでデザインをステッカー化する事ができました。
ネット印刷発注に向けて、
初めてのPhotoshop
印刷発注を行う為には指定されたファイル形式でデータファイルを納品しなければなりません。また、今回はアケコンの天板印刷の為、各ボタン穴やレバー穴、PSボタン等集合部をカットする為、「カットパス」を準備する必要があります。
使用できるデザインソフトは色々ありますが、今回はPhotoshopを使用する事としました。
Photoshopはお試し期間が1週間あり、1ヶ月千円で使用可能な為、デザインソフト初体験ながら「なんとかなるやろ」の精神で挑戦開始。
ザンギエフみたいなポムポムプリンをアケコンにするんかいという部分は置いておいて、元画像の縦方向の画像面積が足りず、当時のPhotoshopの AI画像補填処理を使用して画像面積を追加しています。まだAI精度が低く、なんか金網がぐちゃぐちゃしてますね。
デザイン作成途中でPhotoshopのベータ版に更新がかかり、AI精度が格段に向上。黄黒のシマシマより上と星マークのより下の足りない部分に追加画像部分に全く違和感無く画像追加がなされています。
余談ですがこのAI処理はほんとにすごく、友人向けに手遊びで使用したミニ四駆のパッケージ画像が文字部分を切り取って範囲生成するだけで見事なもんです。
カットパスについて
ありがたい事に先駆者の方がPSDファイルのアップされている為拝借。「RAP n 天板 デザイン カスタム」等で検索したらすぐ見つけられると思います。
また、他の市販アケコンについても天板のPSDファイルが有志により纏められていますので参考にどうぞ。線データのみですがパスにはなっていない為、パス化の処理が必要となります。
URL
また、デジタさんに依頼する場合カットパスの「数」を入稿時に入力しなければなりませんが、Photoshopにはパスの総数を算出する機能が無い為、目視確認の必要があります。ただ、問い合わせたところ「Photoshopの為パスの総数が不明」である旨備考等で行ってもらえれば、デジタさんの方で確認いただけるとの事です。
なんやかんやで発注
データが完成次第ステッカー印刷のフィルム素材ステッカー(耐水)/合成紙 -ユポ- で再剥離を選んで発注!枚数は貼り直しや手作業での切抜き失敗を加味して5枚で。
お値段3760円!
ステッカー着弾
画像は残し忘れましたが、RAP.nを解体し、天板からソウルキャリバーのステッカーを引っ剥がし、慎重に天板ステッカーを貼り付け。(予定通り1枚は失敗して犠牲になった)
予め用意した三和のクリアボタンを分解し、余ったボタン部分のステッカーをダイソーのコンパスカッターで切抜き内部に貼り付け。
オプションボタンカバーについてもサイズを調整カットして貼り付け。
完成
換装した感想ですが、
どうしてもディスプレイ用の画像を使用する関係から荒い部分がでてしまいます。ここはPhotoshopスキルが上がればなんとかなるかもしれません。又、厚手のステッカーである事から一度気泡が入ると対処が難しい為、神経質な方は気が狂うかもしれませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回はデザイン以外のボタン追加移設を含むカスタムについて書いてみようと思います
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?