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最近友だちや知り合いとの別れ際、どちらかともなく「なんとかして、生き延びようね」というような言葉がこぼれる。楽しく生きようとか、充実した生活を、とかそういうプラスαの話じゃない。生き延びるとあらわすしかない、切実な感覚がある。

なんか生きてる感じがしないんだ。
たくさんの情報が溢れているけれど、情報を得れば得るほど、希望や明るいきもちは遠ざかる。大きな世界も小さな世界も不安でこわい。

わたしは、だけれど写真が撮れないを超えて、呼吸すらままならない。ふと息ができてなかったことに気づいて大きく空気を吸い込んでみるけれど、なんの匂いもしない。そんなことが増えてきた。

「身体ごと死ねば楽かも知れないけど、うつくしさを感知する心が死ぬだけだったらきっとしんどい。」

数年前の自分の日記に書いてあった。今わたしはそうなりつつある気がする。今も変わらず、それはとても悲しくて辛いことだけれど、どうしていいのかわからない。

街で生きていくことがとても苦しい。
街の時間のあり方、街の正しさを飲み込めない。世界が今まで通りでもきっとそれはそうなのだけど、こうなってから前にも増して拍車がかかったようにみんながピリピリしているように見える。

とっとと逃げ出したいな。
けれど、帰る場所も持たないわたしはどこに向かったらいいんだろうなぁ。
息のできる場所は、どこかにあるんだろうか。安心していられる場所はどこにあるんだろうか。
そんなことばかり考えている。

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