モラハラ妻 取り組んできたこと #07

モラハラの加害者側として気づいてから、取り組んできたことを書こうと思います。

私の性格として、まず情報を収集することから対策を検討するのですが、まずしたことは、「モラハラ」について知ることでした。
被害者の方の体験談や、通説など情報を収集するにつれ、自分の軽い認識ではなく、なんてことをしてしまったのかを知ることになりました。
被害者の方の気持ちや境遇、共依存など、私の知っていた情報を遥かに上回る惨劇に、被害者の夫への心からの謝罪を心の中でしました。

どんなに辛かったことか。そして、どんなに自分を責めたことか。

もちろん、私もとても苦しんでいましたが、そういう問題ではありません。
日々日々積み重ねていく絶望感は、計り知れなかったと想像できます。
それでも長い年月一緒にいてくれたことを感謝しました。

なぜ、そんな行為に至ってしまったか。
次の疑問を持ちました。

その答えは、「自分の中」にあるということです。
自尊心の低さ、自分勝手な相手への期待、支配欲など
「相手を人として見ていないこと」が大きな原因です。

私の場合は、無視をし続けることで、相手の尊厳を奪っていた。
「なんで私の言ったことと違うことをするんだろう」
「私は育児も家事も全てしているのに、なんで手伝ってくれないの」
「私は家事ロボットではない」
そんなことを心の中でずっと唱えており、相手に話すことをしてはいなかったです。
ただ、最初はしていたのですが、支配欲が強く、相手に寄り添った考え方ができていなかったので、夫からすれば、困惑することばかり。

話す機会も減っていき、相手への尊重する気持ちも少なくなり、今の目の前の作業をこなすことで精一杯になった私は、相手への無言の暴力をし続けたのです。

もちろん、夫婦のことなので、片方が悪いわけではないと友人には優しい言葉をかけてもらいました。
でも、心を壊すほどのことをしていいわけではなく、解決法は幾つでもあったので、傷つけたことは私だから、私がいけなかったと思います。

私の今からの想いは、
まずは子供のために親としてできることを全力ですることです。
そして夫の心を元に戻すことは難しいですが、全力で償っていくこと。
そして、私は同じことを繰り返さないために、自分がこれ以上大切な人を傷つけないように、更生プログラムを受けてきちんとした人として生きていけるようになることが必須の目的です。

子供には被害を与えていないので、今時点では夫のみが被害者なのですが、
「甘え」
が原因だと思います。
いつも助けてくれて、私の味方だったことに、私はこの人なら耐えてくれると矛先を向けたんだと思います。一番近い距離なこともあったと思います。

大切な人だからこそ、違った「甘え」方があったのですが、それができなかったこと、なぜできなかったのかをこれからしっかりと見つめ直すことが必要だと感じています。

今も、夫は別居中ではありますが、私のメッセージにも付き合ってくれます。電話にも出てくれます。
またそれに甘えているので、私はまだダメな状態です。
夫から甘えてもらえるように、自分をしっかり変えていくことを真剣に向き合って、苦しんで変えていきます。

これから、どんな人生が待っているかわかりません。
私の希望の未来は、自分で壊してしまったのですが、少しでも罪を償っていくこと、そして私自身も生きていくことを楽しめるように努力し続けたいと思っています。

近く、更生プログラムのカウンセリングを受け、プログラムに取り組んでいきます。
加害者も自分の行いに気づけば変われること、
これ以上加害者を増やさないように私の経験を活かせればなどと考えています。

私にできること、全て受け止めてしっかりと取り組んでいきます。

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