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[青春18きっぷ]乗り鉄楽しむぞ

久しぶりに買った夏季の[青春18きっぷ]。
今週末はこれで北へ向かう。

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発売額(円)(1券片)(おとな・こども同額):12,050円
発売期間:夏季用 2022年7月1日(金)から2022年8月31日(水)まで。
利用期間:2022年7月20日(水)から2022年9月10日(土)まで。
1券片5回(人)まで利用できます。
1回(人)分で乗車日当日に限り有効です。
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[青春18きっぷ]を知ったのは2013年。
奈良のゲストハウスで一緒になった女性が、
「電車が好きなんですよ~。[青春18きっぷ]で明日奈良駅から始発に乗ってまず新潟まで行って、そこから秋田に向かいます。一日乗ってても楽しいですよ」
と話してくれたことがきっかけ。

当時の私は新幹線さえ乗らず、ひたすら飛行機のみ。
奈良に行くのも羽田~伊丹を飛行機移動し空港からは高速バスで1時間かけて奈良駅にむかったくらいだ。

そんな私に、彼女は電車移動の楽しみ方を語ってくれた。

  • 海沿いを走るときは車窓から海を見てぼーっとできる

  • 驚くような山の中を走ることもあって昔話に迷いこんだ気分になる

  • 田舎の駅は何もないけど風情がある

  • その土地の人たちの方言を聞くのが楽しい

  • 移動時間としては無駄に感じるかもしれないが、地元に密着した電車から景色をゆっくり堪能できるのは贅沢な時間である

確かに楽しそうだ。
と思ったので、彼女のおすすめ紀勢本線、関西本線をすぐに試したのだった。

1日目・・・早朝の東海道線で品川~名古屋、関西本線で名古屋~伊勢市まで。わかっていたが静岡は長かった。。。でも飽きなかった。
2日目・・・始発で関西本線で伊勢市~多気、紀勢本線で多気~熊野。ここは山の中を走りまんが日本昔話のような風景だった。そしてちょっと熊野でお散策。再び紀勢本線で熊野から紀伊半島をなぞり紀伊田辺へ。
3日目・・・紀勢本線で紀伊田辺~奈良へ。紀伊半島を抜けた後はちょこちょこ乗り換え。
4日目・・・始発で奈良~品川。大和路線と関西本線と東海道線でひたすら東へ戻った。

彼女が話していた通りの非日常の景色と移動で、今まで経験したことがないのんびりとした穏やかな楽しさがあった。
夏だったこともあり青空と海が綺麗だったからなおさらかもしれない。
この体験で「あれ?私、乗り鉄いけるかも?」と目覚め、その後も楽しむようになった。
ゲストハウスで彼女と出会っていなければすることはなかったと思う。
これぞまさにセレンディピティ。

今週はお天気がイマイチだけど、そんな太平洋を右手に見ながら北へ向おう。


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