「決断疲れ」ってなに?
「決断疲れ」とは私たちが日常の中で無意識に繰り返す取捨選択によって、脳の疲労が蓄積し正確な判断が出来なくなることです。
その為、決断疲れを防ぐためにスティーブ・ジョブズやオバマ大統領たちは毎日同じデザインの服を着たりと、無駄な判断をしなくていいようにしていたのは有名な話ですよね。
でも私のような平凡な主婦は、国を動かすような重要な判断をする訳でもないのでそんな決断疲れとは無縁だと思っていました。
しかし、無縁どころか日々、仕事と子育てと家事を頑張るママほど関係が深かったのです。
人間は1日で35000回選択して決断していると言われています。
いつもの朝を想像してみてください。
・気温と天気をチェックして服装を選ぶ
・朝ごはんのメニュー決めと準備
・子どもの提出書類の確認
・自分の支度と家事のタイミング
たった30分間でこれだけの決断をしているのです。
しかもママは子どもと家族のことまで。
という事は通常の2倍以上の決断をしている事になるのです。
例え小さな決断でも繰り返すことで脳には疲労が溜まってしまいます。
朝から怒涛の日々を過ごすママが夜になると疲れて、やりたいことがあるのにぼーっとしてしまうのも仕方ないこと。
考えることを避けたり優柔不断になったと思ったら要注意です。
そうならない為にも朝ご飯メニューの固定や洋服のコーディネートを定番化することがおすすめですよ。
時間経過によって決断力は失われていくので、大切な決断は朝にしてください。
人は無意識にずっと何かを考え続けています。
だから甘いものを食べたり少し身体を動かしたりと意識的に脳を休ませることが大切です。
肉体疲労と違って脳の疲労は気付きにくいので、自分を自分で労わってあげましょうね。