親知らずを4本一気に抜いた話 3〜手術当日〜

朝6時に起こされ体温や血圧をチェック。
10時まではお水は飲んでもOK。
点滴の針が左手に入り、手術気分がまた1段階あがる。麻酔科の先生からの説明、手術担当の看護師からの説明や確認。
本を読みながら過ごすも、さすがに落ち着かず午前中はじりじりと終わった。

手術は13時半からの予定。
5分前に看護師が迎えに来てくれ、歩いて手術室まで移動。
手術室に入る前に、術中待機してくれる旦那と一瞬再会し、頑張ってきます!と言った…気がするが、緊張していたのでよく覚えていない(笑)
クラシックが流れる中、看護師2人に挟まれ手術台まで歩く。気分はドナドナ…。
緊張で手は冷たく、喉はカラカラ…

手術台にのぼるとマスクを付けられて、フワフワとする薬を流します、少しむせるかもしれませんと言われた。
マスクから薬を吸い込むと、視界がぐるぐるし言われた通り変な咳が…
酔っ払った時のように目が回って、目を開けていられない。
目をつぶってドキドキしていると、眠くなる薬入りま〜すの声が…


……
………

夢を見ていた。
なんか海?空?山みたいな大自然に誰かといたような…
例えるなら、鬼滅の炭治郎の精神世界みたいな…(笑)

無理矢理起こされる。
お尻に何か…(座薬?)
そして息がうまくできない…!

なになになに…あ、終わったんだ
口がなんか変な感じ…

手術台からベッドに乗せ替えられガラガラと病室に連れて帰ってもらう。
手術室を出た時に、待っていてくれた旦那と一瞬再会。頑張ったねか何か声かけられ、私も旦那の顔は見た…けど、うなずくだけで喋れなかった…気がする。

病室に戻り、、
まず息苦しい…
奥歯で止血用のガーゼを強く噛むよう言われるが、乾燥したのか鼻の奥に鼻水がたまり、出すことも吸い込むことも出来ず窒息しそうな状況。。更に噛むとなると息がしにくい。
酸素マスクを取った方が大きく息が出来るので、看護師にかすれ声でなんとか伝えた。

気分悪く無いか聞かれ、少しムカムカしたので伝えると、すぐ点滴を入れてくれた。

その後、止血用のガーゼを取ってもらい、酸素、血圧と順番に機械が外れていき、その頃には呼吸もだいぶ楽になっていた。
少し寝た方が、麻酔の覚めがいいと言われ1〜2時間眠る。

痛み止めも効いて、夜にはすっかり読書したりスマホを見る余裕が出てきた。
痛みは無いが、下唇と下顎が麻痺した感じはしばらく続いた。右下の親知らずの抜歯の際に結構出血したらしく、神経に近いところまでいったとのこと。
でも寝る頃にはひいてたかな?

スマホのカメラで自分を撮る。
うんうん、もう腫れてきてる!それより顔色わる!今日何も食べてないしな…

22時に消灯だが、夕方寝たせいもあってなかなか眠れない…
23時ごろにロキソニンとレバミピドを飲んだ。

痛くて寝れない訳ではないのが救いだが、
朝は6時起床で、結局3時間程しか眠れなかった。

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